英語で小論文を書くにはどうする?3つのコツをご紹介! - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

英文科や国際学科を受験するときや留学するときに英語の小論文を書くよう求められる場面があります。日本語でさえ書くのが難しい小論文ですが、書くときのコツを抑えれば無理なく書くことができるようになります。今回の記事を読めば、英語の小論文を書くハードルが下がるはずです!

英語で小論文を書く3つのコツ

小論文は英語にすると「essay」です。ここでは、英語で小論文を書くための3つのコツをご紹介します。構成を英語で作り、文章の書き出し、決まった言い回しのフレーズをインプットするだけで、少しずつ小論文を書くことができるようになります。

序論・本論・結論の3つに分ける

まずは、書きたいことを3つに分ける構成作りから練習していきます。英語であっても文章の基本的な形は、序論・本論・結論で日本語の論文とは変わりません。その3つの構成を作る練習をしましょう。

序論では、自分の意見を主張します。次に、本論で主張の根拠やそれを補強する例を示します。最後に、結論で改めて主張を言い換えて書きましょう。

この構成の考え方を頭に叩き込む練習として、1日3分間の4行日記をつけるのがおすすめ。1行目を今日の感想にし、2行目、3行目に根拠や理由を書きます。そして、4行目で今日の感想を書きましょう。

【ひな形】

序論)今日は~な一日だった。

本論)なぜならば…根拠・理由

また…根拠・理由

結論)だから、今日は~な一日だった。

【例文】

It was a busy day for me today.

I woke up early and do my homework.

I had part time job after class.

So I was tired today.

このように、一日の出来事を簡単にまとめるシンプルな文章を書いてエッセイの練習をしていきます。最初は、例文のように文章になっていなくても、出来事が分かる程度の単語を入れるだけでOKです。少しずつ文章につなげていく練習をしましょう。

文章の書き出しを覚える

シンプルな構成を作るのに慣れてきたら、小論文で使える文章の書き出しを覚えていきましょう。書き出しがしっかりするだけで、小論文にも説得力が増していきます。

序論では、意見を主張するので、下記の書き出しが一般的です。

I think(私が考えるに)

I believe(私が信じるに)

My opinion is(私の意見は)

In this essay(この小論文では)

It is a well-known fact that(周知の事実ですが)

本論では、根拠や理由を順番に示していきます。

First of all(1つ目に)

Firstly(第一に)

My first opinion is(私の最初に意見は)

Second(2つ目に)

Secondly(第二に)

My second opinion is(私の2つ目の意見は)

Third(3つ目に)

Thirdly(第三に)

My third opinion is(私の3つ目の意見は)

Lastly(最後に)

My last opinion is(私の最後の意見は)

For example(例えば)

For instance(例えば)

結論では、序論の主張と本論で示した証拠や理由を言い換えて、再度主張します。

In conclusion(結論として)

My conclusion(私の結論は)

To conclude(終わりに)

For these reasons(これらの理由から)

Because of ~(~により)

I believe~(私は~だと信じます)

自分の使いやすい表現を覚えて、各構成段階で積極的に使うようにしていきましょう。

参考

英語の小論文に使えるフレーズ40【英作文・エッセイ完全攻略】|English With

書き出しー導入|bab.la

【ライティング】英文エッセイで差がつく便利な表現を覚えよう!|Bright Eggs

使い勝手の良い言い回しを覚える

構成と文章の書き出しと同様に必要なのが、状況によって使える言い回しをマスターすることです。ここでは、状況問わずによく使うフレーズ以外に、5つのジャンルに分けてフレーズを紹介していきます。

よく使うフレーズ

In order to~(~するために)

In other words(すなわち)

To put it another way(言い換えると)

That is to say(ということは)

To that end(そのためにも)

It seems to me that~(~のように見受けられる)

Scientifically speaking(科学的に言って)

Historically speaking(歴史的に言って)

For these reasons(これらの理由から)

Therefore(ですので)

At that point(その時点で)

The next step is~(その次の段階では~)

After taht~(~の後で)

対比・反論

However(しかしながら)

But(しかし)

On the other hand(一方で)

Having said that(そうはいっても)

Although~(~だけれども)

By contrast(対照的に)

In comparison(比較すると)

Then again(しかし)

Yet(だが)

I strongly disagree that~(私は~に強く反対する)

Is similar to (類似している)

One difference between A and B is that(AとBの違いは)