13歳は学年でいうと中学1年生または中学2年生にあたり、思春期とも反抗期とも呼ばれる年代にあります。心も体も大きく成長するこの時期の身長と体重はどのくらいなのでしょうか? この記事では、13歳の男女の平均身長と体重、身長が伸びないときの対処法などをご紹介します。
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もくじ
13歳の平均身長

10〜12歳ごろまでは、男の子よりも女の子の平均身長の方が高くありますが、12歳からは逆転していきます。13歳の平均身長は、男の子の方が女の子よりも約5cmほど高く、身長に大きな差が見られるようになります。そして、14歳ではその差は約9cmにもなります。体格にも男女でより違いが見られるようになり、男の子はますますがっしりとした体つきに、女の子はさらに丸みを帯びていきます。
男の子
文部科学省の平成30年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)によると、2018年度の13歳男子の平均身長は159.8cmと報告されています。12歳と比べると約7cm伸びており、13歳0ヶ月〜14歳0ヶ月までの平均成長率は8.7cmとなっています。
男の子は11歳半あたりで思春期を迎え、その歳から約2年間は8〜9cmのペースで身長が伸びます。急に身長が伸びる時期にあるので、成長骨に筋肉が引っ張られ、刺激されることによって起こる「骨端軟骨障害(通称:成長痛)」の症状が見られることがあるかもしれません。
年齢 | 2018年度 | 2017年度 | 1988年度(親世代) |
---|---|---|---|
12歳 | 152.7cm | 152.8cm | 150.9cm |
13歳 | 159.8cm | 160.0cm | 158.4cm |
14歳 | 165.3cm | 165.3cm | 164.1cm |
(平成30年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)の公表について|文部科学省,P1より筆者作成)
参考
女の子
文部科学省の平成30年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)によると、2018年度の13歳女子の平均身長は154.9cmと報告されています。12歳と比べると約3cm伸びており、13歳0ヶ月〜14歳0ヶ月までの平均成長率は2.2cmとなっています。女の子は12歳ごろから3年間は徐々に身長の伸びが穏やかになっていき、身長に関しては男の子ほどの成長は見られません。
年齢 | 2018年度 | 2017年度 | 1988年度(親世代) |
---|---|---|---|
12歳 | 151.9cm | 151.8cm | 151.2cm |
13歳 | 154.9cm | 154.9cm | 154.6cm |
14歳 | 156.6cm | 156.5cm | 156.3cm |
(平成30年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)の公表について|文部科学省,P2より筆者作成)
参考
13歳の平均体重
小学生の間は、男の子と女の子の平均体重に差はほとんど見られませんが、13歳ごろから男の子の体重が女の子の体重よりも重くなっていきます。
体重と聞くと、子供が肥満にあるのではないかと気になることもあるでしょう。肥満傾向にあるかどうかを判断するには、性別、年齢別、身長別に標準体重を求めます。肥満度が20%以上ある場合、肥満傾向児とされます。肥満度は以下の式を用いて算出できます。
肥満度=【実測体重(kg)ー身長別標準体重(kg)】÷身長別標準体重(kg)×100(%)
文部科学省の平成30年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)によると、肥満の傾向にある子供の数は、年齢層によりばらつきが見られるものの、2003年度あたりから減少傾向にあるようです。
男の子
文部科学省の平成30年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)によると、2018年度の13歳男子の平均体重は48.8kgと報告されています。12歳と比べると5kg近く増加しており、14歳までにさらに約5kg増えます。
この時期の子供は成長が著しいため、無性にお腹がすいてしまうことがあるでしょう。空腹をスナック菓子や甘いもので満たすのではなく、おにぎりや味噌汁、ナッツ類、チーズ、果物など、栄養をしっかり補うことができるものを間食に取り入れることをおすすめします。
年齢 | 2018年度 | 2017年度 | 1988年度(親世代) |
---|---|---|---|
12歳 | 44.0kg | 44.0kg | 42.9kg |
13歳 | 48.8kg | 49.0kg | 48.3kg |
14歳 | 54.0kg | 53.9kg | 53.6kg |
(平成30年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)の公表について|文部科学省,P3より筆者作成)
女の子
文部科学省の平成30年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)によると、2018年度の13歳女子の平均体重は47.2kgと報告されています。12歳と比べると約4kg増加しており、14歳までには約3kg増えます。女の子の体重増加は10〜11歳ごろをピークに落ち着き、中学卒業後からは大きな変化は見られなくなります。
この時期の女の子はほとんどの子が初潮を迎え、体型が変わっていきます。体重は見た目に関わるため、少し増えただけでも気になるかもしれません。しかし、まだ体は成長期にあるので、栄養バランスの良い食事を心がけ、適性体重を保つようにしましょう。
年齢 | 2018年度 | 2017年度 | 1988年度(親の世代) |
---|---|---|---|
12歳 | 43.7kg | 43.6kg | 43.6kg |
13歳 | 47.2kg | 47.2kg | 47.3kg |
14歳 | 49.9kg | 50.0kg | 49.9kg |
(平成30年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)の公表について|文部科学省,P4より筆者作成)
身長が伸びないときの3つの対処法
思春期真っただ中の13歳は、自分と周りを比べがちになります。身長に関しても、自分の身長が周りや平均身長よりも低い場合は大きな悩みとなり得ます。ここでは、そんなときに試したい対処法をご紹介します。ぜひ参考にして、お子さんをサポートしてあげてください。
(1)十分な睡眠をとる
睡眠はただ体を休めるだけでなく、子供の成長にとって大切です。寝入ってから2〜3時間後に「成長ホルモン」と呼ばれるホルモンが分泌され、成長を促進させます。また、成長ホルモンは細胞の修復や疲労回復にも役立っています。13歳の時期には7〜8時間寝ることが望ましいとされています。身長を伸ばしたいのであれば、睡眠時間をしっかり取るようにさせましょう。
年齢 | 限界最短 睡眠時間 |
望ましい 睡眠時間 |
限界最長 睡眠時間 |
---|---|---|---|
0〜3ヶ月 | 11〜13時間 | 14〜17時間 | 18〜19時間 |
4〜11ヶ月 | 10〜11時間 | 12〜15時間 | 16〜18時間 |
1〜2歳 | 9〜10時間 | 11〜14時間 | 15〜16時間 |
3〜5歳 | 8〜9時間 | 10〜13時間 | 14時間 |
6〜13歳 | 7〜8時間 | 9〜11時間 | 12時間 |
14〜17歳 | 7時間 | 8〜10時間 | 11時間 |
18〜25歳 | 6時間 | 7〜9時間 | 10〜11時間 |
26〜64歳 | 6時間 | 7〜9時間 | 10時間 |
65歳〜 | 5〜6時間 | 7〜8時間 | 9時間 |
(National Sleep Foundation Recommends New Sleep Times|National Sleep Foundationより筆者作成)
バランスの良い食事を心がける
「身長を伸ばすにはカルシウムが大事!」という人もいますが、カルシウムだけが身長に影響するというのは間違いです。成長期の子供には炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、さまざまな栄養素をバランスよく摂取することが大切です。
子供に好き嫌いがあって栄養が偏りやすい場合は、調理方法や間食を工夫して、成長に必要な栄養素バランスよく摂取できるように調整しましょう。野菜嫌いな子供が多いと思いますが、そのような場合は野菜っぽさを緩和してくれる「グリーンミルク」や「すっきりフルーツ青汁
」などの栄養補助食品を試してみると良いでしょう。
適度に運動する
成長期に適度な運動をすることで、体の発達を促し、強い体を作ることができます。また、運動をすることでお腹が空いて食欲がわき、適度に疲れるため夜、よく眠ることができるでしょう。最近の子供たちは、ゲームやインターネットをして室内で過ごすことが多くなりがちです。屋外で運動やスポーツをするように促してあげましょう。
身長のことで心配なときは専門医へ相談
身長の伸びには個人差があり、遺伝の要素も絡んできます。しかし、ときには成長ホルモンの過不足によって引き起こされる病気にかかっている可能性もないとは言い切れません。例えば、低身長は成長ホルモンの不足や脳腫瘍、染色体の異常、内分泌異常などが原因で起こります。一方、脳腫瘍や成長ホルモンの過剰な分泌は、巨人症を引き起こし、身長が伸びすぎる可能性があります。
子供の身長が伸びない、もしくは伸びすぎることで悩み、心配が絶えないようであれば、専門医に相談しましょう。
まとめ
13歳は心身ともに成長し、大きな変化を感じる時期です。体つきが変わっていくことで気になることも増え、自分と周りを比べがちにもなります。そんな不安定な時期には、親のサポートが欠かせません。家族みんなで規則正しい生活し、子供の成長を促してあげましょう。
参考
平成30年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)の公表について|文部科学省,P2
「子どもの骨」を徹底解明!〜後編〜 成長痛のウソ、ホント?!|千葉県医師会
睡眠が健康に与える影響――睡眠は「時間」も大事だが「質のよさ」がもっと重要!|オムロン ヘルスケア
National Sleep Foundation Recommends New Sleep Times|National Sleep Foundation
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(1)低身長あるいは身長の伸びが悪い場合(図2A)|公益財団法人 母子健康協会
(2)高身長あるいは身長の伸びが良い場合(図2B)|公益財団法人 母子健康協会