カボチャやコウモリなど、日本でもすっかりおなじみになった1年に一度のお祭りが「ハロウィン」です。ハロウィンが近くなると、ハロウィンの飾りつけをしたり、仮装パーティーに出かけるという方も多いことでしょう。しかし中には、「ハロウィン飾りを手作りしたい!」と考える方もいるかもしれません。そこで今回は、ハロウィン飾りの手作りアイデアやハロウィンパーティーの概要などについてご紹介します。
もくじ
ハロウィン飾りの手作りアイデア10選
ハロウィンといえば、カボチャやコウモリ・蜘蛛の巣など、さまざまなシンボルがあります。ハロウィン飾りを手作りする際は、100円均一や家庭にある小物を使って作るのがおすすめです。
今回は、子供も喜びそうなハロウィン飾りの作り方や、ガーランドや手作りボードなど、ホームパーティーなどでも活躍するハロウィン飾りを中心にご紹介します。
黒画用紙で作る蜘蛛の巣
ハロウィンの雰囲気をグッとアップさせられる飾りが、黒画用紙で作る蜘蛛の巣です。マスキングテープなどで壁に貼るのもおすすめです。
まずは正方形の紙を半分に折り、さらに半分に折ります。次に、三角に折り、三角の頂点を下にしてもう一度半分に折ります。折り紙の一番長い辺を右側にして、中心に向かって細長い長方形型の切り込みを入れていきます。最後に紙を開くと、蜘蛛の巣の完成です。切り込みの形によって蜘蛛の巣の模様を変えながら楽しんでみましょう。
蜘蛛の巣の上に蜘蛛の飾りをつけてみたり、画用紙の色を変えて複数作り、机や壁などに飾るのもおすすめです。子供も手伝いながら作ることができるため、親子で一緒に工作を楽しんでください。
参考
ハロウィンの切り紙を簡単に作ろう!たった10分で5種類もできる?!|のんびり楽しく育児
手芸用ボンドと毛糸で作るクモ
立体的な蜘蛛の巣のオブジェも、ハロウィン飾りでは欠かせないアイテムの一つです。蜘蛛の巣を天井から吊るせば、小さな子供も興味を示してくれるかもしれません。まずは、準備するものとして、手芸用のボンドと白い毛糸、風船を用意します。
手芸用のボンドと水を混ぜ合わせ、その中に白い毛糸を浸していきます。毛糸は蜘蛛の巣の大きさにもよりますが、30㎝以上を目安にしましょう。次に、風船を膨らませてボンドに浸していた毛糸を巻きつけていきます。粘着力が弱いと感じたら、もう一度ボンドの溶液に浸しながら風船につけていきましょう。
ボンドが乾いたら、中の風船を割って取り出し、蜘蛛の巣の完成です。蜘蛛のオブジェを蜘蛛の巣につけると、よりリアルな蜘蛛の巣になるでしょう。
参考
Handmade Halloween: Make Spider Sack Decor with the Kids|Modern Parents Messy Kids
折り紙で作る立体かぼちゃ
ハロウィン飾りといえば、やはりカボチャは外せません。ここでは、折り紙を使って立体的にカボチャを作る方法をご紹介します。まずは以下の折り方で、折り紙で風船を7つ作ります。
- 折り紙を半分に折り、さらに半分折る
- 次に、開く面を下にして袋を開き、押しつぶして三角形にし、同様に裏側も折る
- 真ん中の線を中心にして両端を折り、さらに両端を中心に向かって三角に折り、同様に裏側も折る
1~3の折り方で風船を作り、膨らませていない状態で7つの風船をのりでくっつけていきます。のりは各風船の右側部分につけて貼り合わせ、全体が円になるようにします。のりが乾いたらそれぞれの風船を膨らませ、風船の表面に目や鼻などのイラストを施せば、立体カボチャの完成です。
カボチャをたくさん作って机や玄関などに飾ると、ハロウィンの雰囲気が高まっておすすめです。
参考
【ハロウィンの折り紙】紙風船7個で作るハロウィンの立体カボチャ | 大人の折り紙インテリア
簡単にできるカボチャ風船
「カボチャを折り紙で折るのは難しそう……」という方は、オレンジ色の風船をカボチャに見立てて、黒画用紙で顔をデコレーションするカボチャ風船がおすすめです。オレンジ色だけでなく、同系色の黄色など、色違いの風船にデコレーションすると見た目も華やかになります。
また、カボチャだけでなく、白い風船をゴーストに見立ててイラストを描いたり、紫色の風船に文字を書いてハロウィン飾りとして活用するのもおすすめです。市販の風船を膨らませるだけなので、細かい作業が苦手な方にもおすすめです。
参考
本物のカボチャは装飾でおしゃれに
海外では、ハロウィンの季節になると、オレンジ色や黄色のカボチャの中身をくりぬき、自宅の玄関やリビングなどに飾ることが多いといいます。日本でカボチャというと、外側が緑色のカボチャをイメージする方がほとんどですが、これは食用カボチャで、ハロウィン用のオレンジや黄色のカボチャは「オータムゴールド」という品種で、観賞用のみとされています。
ハロウィンの時期になると、日本でもオレンジや黄色のカボチャが売られることもありますので、本物のカボチャを使ってハロウィン飾りを作るのもいいでしょう。
「ジャック・オー・ランタン」を本物のカボチャで作る場合は、カボチャの下の面を四角形にくりぬき、中身を出してロウソクを置く場所を作ります。果物ナイフを使ってカボチャの表面に目・鼻・口をくりぬき、あとはキャンドルを灯してカボチャに被せれば出来上がりです。
ぜひ、お子さんと一緒に作ってみてください。
参考
オレンジ色のカボチャでハロウィンランタンを作ってみた| 花の情報局