今の子供たちは、仮装してトリックオアトリートを楽しんだり、ホームパーティをしたりとハロウィンを満喫しています。しかし、親世代としてはあまりなじみがないので、どんな食べ物を用意すればいいのかな? お菓子はどうすればいいのかな? と悩む人も少なくないのではないでしょうか。
クリスマスやお誕生日と差別化するために、ハロウィンらしいお菓子の用意の仕方や手作りアイデアをご紹介します。
もくじ
ハロウィンの手作りお菓子で人気なのは?
まずは、日本のサイトで人気を集めている手作りお菓子をご紹介します。いちから手作りするものもありますが、土台となるお菓子や道具などは既存のものを使って工夫している人が多いようです。
キャラクターもの
子供の好きなキャラクターもののお菓子を手作りすると喜ばれます。クッキー型などは各種キャラクターものが揃っているので、子供も一緒にお菓子作りに参加することができるでしょう。
キャラクターを思わせるカラーの食べ物に顔を描く、簡単な手作りも人気を集めていました。
参考
既成のお菓子にデコレーション
ファンの方がマフィンで簡単に作れる来年用のハロウィン👻🍭のお菓子を作ってください🥞ということだったので作りました👨🍳✨
マシュマロに顔を書くと一気にハロウィン仕様になります🎃 pic.twitter.com/FfulgAXH0v— 大山裕(シンガーソングライター&俳優) (@yutakaoyama) 2018年11月1日
(参照元:yutakaoyama|Twitter)
マシュマロなど、1つが安価なお菓子にデコレーションをするのも人気です。失敗してもそのまま食べられますし、子供が遊んでしまっても金銭的なダメージが少ない価格帯のものを使うのがポイントです。顔だけでなく、好きな絵柄を描くことができるのも楽しめるポイントです。
アイシングクッキー
形・色・柄ともに自由度が高いアイシングクッキー。思いどおりに絵を描けるようになるにはそれなりに練習が必要ですが、ハロウィンなどのイベントごとをきっかけに挑戦してみてもいいかもしれません。
トリートとして配りたい海外のお菓子レシピ
今年はひと味違った手作りお菓子レシピを見つけたい! そんな人におすすめなのは、ハロウィンが盛んな海外のレシピを検索してみることです。リアルなものからかわいいものまで、海外のレシピをご紹介します。まずは、子供たちにトリートとして配れそうなお菓子です。
目玉の寒天ゼリー
(参照元:Squirrels of a FeatherEasy Recipes + Organization + DIYs|Pinterest)
材料・道具
- ウイスキー用などの大きな丸い製氷機
- 寒天
- 赤・緑・青の食紅
- ココナッツミルク
- 砂糖
- オーブンシート
白と黒でしっかり目玉のように見えつつ、あまりリアルではないので怖くない目玉ゼリーです。色を付けて流し固めるだけなので簡単に作れるのもポイントです。
寒天の1/4の量に、赤・緑・青の食紅を混ぜて黒っぽい色を作ります。製氷機に寒天を流し固めます。
続いて、残りの寒天にココナッツミルクを混ぜて白くします。固まった黒い寒天の上から流し入れます。今回はヴィーガンにも対応できるレシピということで、ココナッツミルクが使われていますが、特にその辺りの問題がなければ牛乳などを使用してもいいでしょう。
レシピでは粉末状の寒天を使用しています。粉末状だと温めたココナッツミルクやお湯に溶かしやすく、色付けが簡単なので使いやすいです。
英語圏では、寒天はまだそこまでメジャーな食材ではありませんが、一般的なゼラチンと違い植物由来であること、グルテンフリーであることからヴィーガンや健康志向の高い層で注目され始めているようです。ハロウィンがある10月31日は、年によっては気温がまだまだ高いこともあります。寒天を使ったトリートなので、気温が高い場合は、あまり長い時間持ち歩かないように注意してください。
参考
Halloween Eyeballs: Giant Edible Cow Eyeball Recipe | SQUIRRELS of a FEATHER
ミイラのデコレーションカップケーキ
(参照元:deloom|Pinterest)
市販のカップケーキやマフィンに、包帯に見立てたデコレーションをして目玉を付けるだけで完成するミイラです。トリートとして渡すなら、クリームではなくチョコペンなどでデコレーションするといいでしょう。
デフォルメされたミイラなので、ユーモラスです。これなら、子供たちも怖がらずに笑って食べられそうです。
マシュマロデコレーション
(参照元:Erica Hernandez|Pinterest)
子供たちが食べるものに手を加えることに抵抗感がある親御さんにおすすめなのが、袋をデコレーションする方法です。こちらは日本でも定番になりつつあり、やり方としては白いマシュマロを透明な袋に詰め替えるだけです。
お化けに見立てた目と口を付けるだけでハロウィン仕様になります。デコレーションはマジックペンなどを使ってもいいですし、マスキングテープや折り紙を切って貼っても大丈夫です。
(参照元:Viola Chezy|Pinterest)
食べ物に直接書いてそのまま食べることができる「フードペン」でマシュマロをデコレーションするアイデアもあります。チョコレートなどと比べて溶けにくいため、持ち運んだりするときにデコレーションをきれいなまま保つことができます。
日本でもフードペンは簡単に入手できます。カラーバリエーションも豊富なので、目的に合わせて選んでみてください。
ホームパーティで出したい海外のお菓子
トリックオアトリートはしないけれど、子供同士でホームパーティならするというご家庭もあるでしょう。持ち運びがないぶん、ちょっと大きなお菓子などにも挑戦しやすくなります。
簡単!みかんとバナナでジャック・オー・ランタンとお化け
(参照元:Linda Ludwig|Pinterest)
フルーツを使ったとても簡単なアイデアです。バナナの皮をむいてチョコチップの目を付けるだけでお化けになります。皮をむいたみかんに、ヘタとして緑のものを付けるとカボチャに早変わりします。フードペンがあれば、みかんにジャック・オー・ランタンのような模様を描いてみても楽しそうです。
黒いレモネード
(参照元:Kerry|Pinterest)
コーラよりもさらに黒い「黒いレモネード」は、色合いがハロウィンにぴったりです。
材料
- レモン果汁
- 食用の活性炭
- 甘味料
- 水
- 氷
色は食用の活性炭で付けます。このレシピは炭酸を使わないものですが、透明なサイダーなどを使っても同様の色合いが期待できそうです。
活性炭にも多少の風味がありますので、レモンなどの香りが強いものや、甘みの強いジュースを合わせるようにして味のバランスをとるといいでしょう。
参考
Black Lemonade (with Pictures) | instructables cooking
カラフルなスポンジケーキ
(参照元:Chantal @ NerdyMamma.com|Pinterest)
ミステリアスな魔女をイメージしたカラフルなケーキは、ハロウィンが盛んな海外ならではのものです。クリームもカラフルにすることで、さらにインパクトが強くなります。あまり奇抜な色を使うと子供たちの食が進まない可能性もありますが、ケーキを焼く時間があるときはこのようなひと癖あるレシピを選んでみるのも一興かもしれません。
スポンジは、付けたい色の数に分けて生地を着色します。一度に型に流し込むのではなく、ランダムに色を変えて流し込むことで、マーブル模様のスポンジが作れます。
表面に塗るクリームは、レシピではバタークリームとなっています。バタークリームは少々重たいので、子供たちの好みに合わせてクリームの種類を変えてみるのもいいでしょう。
参考
蜘蛛の巣デコレーションのケーキ
(参照元:BuzzFeed|Pinterest)
チョコレートを塗ったケーキにアイシングを施し、乾く前に放射線状に線を描くと蜘蛛の巣のような模様になります。見た目と匂いからチョコレートとアイシングだということがすぐに分かるので、知らない食べ物に警戒心が強い子供でも口にできそうです。模様を描くのにはある程度コツが必要なので、事前に練習しておいたほうが上手にできるでしょう。
先にご紹介したカラフルなケーキと組み合わせて、「チョコレートケーキを切ってみるとカラフルなスポンジが登場する」というアレンジをしてみてもおもしろいかもしれません。
参考
7 Insanely Cool Halloween Treats That You Can Actually Make | BuzzFeed
安全性重視派におすすめなお菓子の通販
家庭内でならともかく、ほかのご家庭の子供たちに渡すお菓子を手作りするのに抵抗がある人もいるでしょう。そのような場合は、ハロウィン仕様のお菓子を買ったり、ハロウィンらしいラッピングをしてみるといいでしょう。
アメやチョコレートなどは日持ちもしますし、小さなアソートパックになっているので、人数や年齢に応じて小分けにしやすくなっています。未就学児には少しだけ、小学生には多めになど、バランス良く配分するにはこういった商品が使いやすいでしょう。
ユーモラスな見た目のギフトバッグを用意すれば、どんなお菓子を入れてもハロウィンらしい雰囲気になります。いくらハロウィンパッケージとはいえ、アメやチョコレートだけだとちょっとつまらないな、と感じてしまう小学生くらいの子供たちに喜ばれそうです。
子供たちにお菓子を配るときに心配なのが、アレルギーなどの対応です。事前に分かっている親しい子供ならともかく、学校関係や町内会などの集まりでトリックオアトリートをすると、十分に準備できないこともあるかもしれません。
アレルゲンをすべて除いてお菓子を準備するのも難しいものです。「この中にはアレルゲンになる○○と○○が含まれたお菓子が入っています」といった内容のメモを添えておくと、渡す側も受け取る側も安心できます。
まとめ
親世代にとってはあまりなじみがなかったハロウィン行事。なかなかアイデアが浮かばないときは、ハロウィンが盛んな国で何をやっているかチェックしてみましょう。子供たちと楽しいハロウィンを過ごすためのヒントが見つかるかもしれません。
参考
【ハロウィンスイーツ大集合】ハロウィンお菓子の手作りレシピ | お菓子・パン材料・ラッピングの通販【cotta*コッタ】
【みんなが作ってる】 ハロウィン お菓子のレシピ |クックパッド
食べるのもったいない♪ ハロウィンのかわいいお菓子レシピ19選 | macaroni
ハッピーハロウィン♪「小分け」にできる!かわいいお菓子とパンのレシピ集めました | キナリノ