子供が引きこもってしまうと親にとっては心配になることもあるかもしれません。引きこもり、孤独になると心のよりどころがなくなってしまい、困ったとき、悩んだときに一人で抱え込まなくてはなりません。友達がいれば何気なく話し、相談することができますが、引きこもりになってしまうと友達とも疎遠になってしまい、連絡がとりにくくなってしまいます。また新しい友達ができず、困ることもあるでしょう。
当記事では引きこもりの子供が友達を作る方法と、親がとってはいけない行動を紹介します。引きこもりの子供にとって、友達が必要な理由も詳しく掘り下げていきます。
もくじ
引きこもりの子供が友達を作る方法
最近ではインターネットが発達し、顔を合わせなくても他人と会話をすることができるようになりました。また、同じ趣味を持つ人や同じ境遇の人を探すこともできます。ここではインターネットを活用して友達を作る方法を紹介します。
インターネットで同じ趣味の人を見つける
インターネットを活用すれば簡単に同じ趣味の人を見つけることができます。同じ趣味の人であれば会話が弾みますし、相手と話すのも楽しくなってくるでしょう。主な方法は以下の2つです。
ネットの掲示板を利用する
まず、ネットの掲示板を利用することです。グーグル、ヤフーなどの検索エンジンに「ゲーム 友達 募集」などと入力すれば、「ゲームの友達募集掲示板」など、ネット掲示板を見つけることができます。
掲示板に「このゲームが好きです、一緒に語りましょう」と投稿して募集するのもいいですし、すでに投稿されているものに返信してもいいでしょう。投稿や返信を繰り返し会話を重ねていきましょう。閲覧している人みんなとやりとりしてもいいですし、仲良くなった人と個別にメールアドレスを交換するのも有効です。検索すればいくらでも見つけることができますので、利用してみましょう。
掲示板を使っての友達探しは「この人とは合わないな」と思ったら簡単につながりを断つことができるメリットがあります。無理に相手に合わせる必要もありませんので、気兼ねなく会話を楽しむことができます。
しかし、あまりにも自分だけが続けて投稿してしまうと周りの人がついてこれない場合がありますので、相手がいて初めて会話が成り立つということを忘れないようにしましょう。
SNSを利用する
2つ目の方法はSNSを利用することです。TwitterやInstagram、Facebookといった代表的なものであればユーザーが多く、同じ趣味の人が見つけやすくなります。
まずはユーザー検索で同じ趣味の人を見つけます。より具体的にゲームのタイトルなどをキーワードにした方がユーザーを見つけやすいでしょう。自分の趣味と近いユーザーの投稿を閲覧していきましょう。
「この人となら会話できそう」と思ったらそのユーザーをフォローします。無理にフォローを増やしていく必要はありませんので、自分に合うと思う人をしっかり選びます。
自分も投稿しながら相手のフォローバックを待ちます。これを繰り返していくと自分もフォローされ、徐々にフォロワーが増えていきます。自分の趣味の話、思ったこと、感じたことをどんどん投稿してやりとりを楽しみましょう。
インターネットを介してですが、同じ趣味の仲間が増えていくという感覚を得るのはとても重要です。直接対話するのは難しくても、これなら気兼ねなくやりとりできるでしょう。
同じ趣味の人が集まるサークルに所属する
インターネット上で連絡できるようになったら、今度はサークルに入ってみましょう。サークル仲間が実際に会って会話などを楽しむ集まり、いわゆる「オフ会」が催されるサークルであれば、リアルな場での友達作りが可能になります。
無理に会う必要はありませんが、少しでも会ってみたいと思ったら行動を起こしましょう。インターネットでコミュニケーションを重ねていますから、初対面で会うのと違い、スムーズに会話が弾むことでしょう。もちろん実際に会わなくてもコミュニケーションを楽しむことができるので、積極的に参加していくといいでしょう。