冷蔵庫を開けっ放しにしたらどうなる?電気代や対処法を徹底解説

食事の準備に追われていたり、考え事をしていたりするときについついやってしまう「冷蔵庫の開けっ放し」。誰でも一度は経験があるのではないでしょうか。受けるショックの度合いは冷蔵庫を開けっ放しにしていた時間の長さによって違いますが、電気代や中の食料品への影響が気になります。

そこで今回は、冷蔵庫のドアを開けっ放しにしたときの電気代や対処法について徹底的に解説します。

冷蔵庫を開けっ放しにしたときに気になること

冷蔵庫を開けっ放しにしてしまったら、どのような影響があるのでしょうか。気になる2つの疑問を解消します。

電気代はどれくらいかかる?

「冷蔵庫のドアを開けっ放しにしたら、電気代が高くなりそうで心配」という人も多いでしょう。ところが、実は一般的な冷蔵庫の場合、1時間開けっ放しにしても電気代はわずか16.2円。24時間で388.8円ですから、外出時に数分~数時間開けっ放しにしたくらいではそれほどかかりません。旅行などで長期間開けっ放しというケースを除けば、電気代が高額になるということはなさそうです。

一般的な冷蔵庫(600W)の場合

1時間 600W÷1000×1時間×27円=16.2円
24時間 600W÷1000×24時間×27円=388.8円

※一般的な冷蔵庫の消費電力は150~600Wといわれる。その最大値を使って計算

※1kWh=27円

※電気代の計算【W÷1000×1日の使用時間(h)×1kWhあたりの電力量料金=電気代】

参考
「電力料金の目安単価」の改定に関する件|公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会(PDF)
冷凍庫の開けっ放しに潜む罠―電気代は二の次!?|エネチェンジ 電気とガスのかんたん比較
電気料金の計算方法 | 電気料金計算

冷蔵庫の中に入れていた食料品は大丈夫?

短時間なら影響は少ない

冷蔵庫内の食料品への影響は、「冷蔵庫を開けっ放しにした時間」と「室温」で異なります。冷蔵庫内の気温はメーカーや機種によりますが、およそ3~6度。開けっ放しにした時間が数分と短時間の場合は、室温にかかわらずさほど問題ないでしょう。気温が20度以下で湿度がない場合は、1時間程度であれば影響は少ないとする意見もあります。

参考
【冷蔵庫】 冷蔵庫の庫内の温度はどのくらいなのか?|Panasonic
冷蔵庫を開けっ放しにしてしまった!電気代や食材はどうなるの?|shufuse

一定時間以上、冷蔵庫を開けっ放しにしてしまったら

開封後の食材や食品は、急激な温度変化に弱いため、多くの場合は劣化しています。問題のなさそうな見た目でも、カビや細菌が発生していることがあるので注意が必要です。未開封でも、要冷蔵とされている食品(乳製品、肉、魚など)は捨てた方がいいでしょう。常温保存ができるマヨネーズやケチャップなどの調味料も、風味や味が変わる可能性があります。

冷凍庫を開けっ放しにしてしまったら

半解凍のものは、当日に調理すれば食べることができます。完全に解凍したものは、状態によって破棄か当日調理するかを決めましょう。ドリップが多く出た肉やエビなどは臭みが出るので、捨てた方がいいかもしれません。

一度解凍されたものを再冷凍することは、食中毒を引き起こすことがあるので危険です。半解凍・完全解凍にかかわらず、再冷凍はやめましょう。