タワー型扇風機を選ぶときのポイントとは?
タワー型の扇風機を選ぶときは、どんな点に注意して選べばいいのでしょうか? ここではいくつかのポイントをご紹介します。
静音性は?
扇風機にはACモーターとDCモーター、2つの種類があります。
電源 | 消費電力 | 価格 | 静音性 | |
ACモーター | 交流 | △ | ◎ 安価 | ✕ |
DCモーター | 直流 | ◎ | ✕ 非常に高価 | ◎ |
参考
DCモーターとACモーターの違い。特徴の比較|機械設計メモ
使用する場所によってACモーターかDCモーターを選択する必要がありますが、静音性を追求するのであれば断然DCモーターです。ACモーター特有の「ブーン」という回転音がDCモーターにはありません。寝室や赤ちゃんの部屋で使いたい場合は、静音性の高いDCモーターのタワー扇風機を選びましょう。
風向は変えられる?
通常の扇風機は風向を変えられるものがほとんどですが、タワー型扇風機の場合は、安いモデルだとルーバーを動かせないものがあります。それでは広範囲に風を送ることができないので、手動でも自動でも風向が変えられるかどうかを確認してください。
左右の首振り機能も、最大何度までできるのかをチェックしましょう。最近では風だけが動き、首振りを行わない扇風機もあります。首振りをするのかしないのか、自分の好みに合わせて選んでください。
安全性は?
タワーファンは高さのある家電製品のため、ぶつかったりすることで簡単に倒れてしまいます。小さな子供がいるご家庭では、倒れにくいという点をきちんと考慮して選んでください。ファンヒーターの機能が搭載されているものについては、転倒したときの電源自動OFF機能がなければ非常に危険です。また、誤操作防止のためのチャイルドロック機能も付いているかどうか確認をしましょう。
その他の機能は?
その他にもチェックしたい機能があります。
空気清浄機能
エアコンなどにも近年搭載されることの多い空気清浄機能。PM2.5や花粉・ウイルスなどを排除し、クリーンな空気を出してくれるかどうかは大事なチェックポイントです。購入価格は高くなりますが、空気清浄器を持っていないという人は、1台2役で考えてみてもいいでしょう。
暖房機能
扇風機としてだけではなく、電気ファンヒーターとして使えるものも近年では多く販売されています。一年中使うことができるため、収納場所に困らないのが嬉しいです。ストーブが使えない、子供が小さくてエアコンに頼っているというご家庭には、暖房機能付きのタワー型扇風機もおすすめです。
タイマー機能
お休みモードなどのタイマー機能が付いていることで、就寝時に安心して使うことができます。特に子供部屋などで使用する際は、つけっぱなしにならないので安心です。誰がどんなときに一番使うのかを考えて、必要であればタイマー機能が付いているタイプを選びましょう。