扇風機以外の暑さ対策をご紹介
暑い季節になるとお子さんが熱中症にならないように細心の注意が必要です。外出先で涼むために携帯扇風機はとても便利ですが、そのほかの暑さ対策をご紹介します。
ベビーカーや抱っこひもの保冷シート
赤ちゃんは大人と比べて体温調節がうまくできません。暑い中でベビーカーや抱っこひもを使用していると熱を持ち、体がどんどん熱くなってしまいます。赤ちゃんの体温を少しでも下げてあげるためにも外出時には保冷シートを準備しておきましょう。
こちらの保冷シートはジェルタイプのため、固まる心配もなく約3時間持ちます。保冷シートのカバーは吸汗性がよく、冬場では保温シートとしても使えます。夏・冬両方使えるところもポイントです。
水で濡らすだけ!冷感タオル
水で濡らすだけでひんやり冷たく感じる魔法のようなタオルです。なぜ冷たく感じるかというと、水分が蒸発するときの気化熱を利用して冷却効果が得られるという仕組みを利用しているからです。
また、UVカットで日差しにも強く、暑さを和らげたい真夏日には欠かせないタオルではないでしょうか。アウトドアや公園で遊ぶときに持っていくと良いでしょう。
熱中症を防ぐポイント
環境省の熱中症予防情報サイトの「熱中症環境保健マニュアル2018」によると、子供の熱中症を防ぐポイントは下記のとおり記されています。
①顔色や汗のかき方を十分に観察しましょう
子どもを観察したとき、顔が赤く、ひどく汗をかいている場合には、深部体温がかなり上昇していると推察できるので、涼しい環境下で十分な休息を与えましょう。
②適切な飲水行動を学習させましょう
喉の渇きに応じて適度な飲水ができる(自由飲水)能力を磨きましょう。
③日頃から暑さに慣れさせましょう
日頃から適度に外遊びを奨励し、暑熱順化を促進させましょう。
④ 服装を選びましょう
幼児は衣服の選択・着脱に関する十分な知識を身につけていません。そのため、保護者や指導者は熱放散を促進する適切な服装を選択し、環境条件に応じて衣服の着脱を適切に指導しましょう。
(引用元:2.高齢者と子どもの注意事|環境省熱中症予防情報サイト 熱中症環境保健マニュアル,P40)
特に暑い日は地面の照り返しが強くなり、体感温度は大人よりも子供の方が高く感じます。大人が暑いと感じているとき、子供の方がさらに暑いと感じています。そのため、お子さんの顔色を十分に観察することが大切です。
まとめ
お子さんでも安心して使えるおすすめの携帯扇風機をご紹介しました。携帯扇風機は4種類あり、
- ハンディタイプ 扇子やうちわの代わり
- 首掛けタイプ 両手が使えて便利
- 卓上タイプ キャンプやバーベキューで活躍
- クリップタイプ ベビーカーに付けられる
と、目的に応じて選びましょう。暑い夏を乗り切るためには携帯扇風機以外にも保冷シートや冷感タオルなども活用して、お子さんが熱中症にならないように工夫することが大切です。
参考
2019年版 充電式手持ち扇風機のおすすめ11選 小型ミストファンやうさぎデザイン、おしゃれなポータブルファンも|IECOLLE
携帯扇風機のおすすめ人気ランキング10選【2019年最新版】|mybest
【2019年最新】携帯扇風機の人気おすすめランキング10選|Besme
2.高齢者と子どもの注意事|環境省熱中症予防情報サイト 熱中症環境保健マニュアル