【ストレッチ】子供でも簡単に体を柔らかくできるストレッチ5選 - cocoiro(ココイロ)

身体を動かすことはとても楽しく健康的ですが、ストレッチはしっかりと行なっているでしょうか。ストレッチをして身体を柔らかくすることは怪我を防止するのにとても大切なことで、子供の場合も大切となってきます。今回は子供でもできる簡単なストレッチ法をいくつかご紹介していきます。

子供ができるストレッチ

子供でもできるストレッチにはどのような種類があるのでしょうか。それぞれの体の部位に効果があるストレッチをいくつかご紹介します。

もし子供と一緒に過ごす空き時間があるのであれば定期的に行い、習慣化してあげることも親の役目とも言えるでしょう。

足裏のストレッチ

足の裏のストレッチするためには、まず両足を伸ばして座りましょう。その後に両手でつま先をつかんで状態を倒していきます。限界まで倒したらその体勢をキープするのがいいでしょう。

また、このストレッチはお風呂上がりの体が温まっているタイミングですると、より効果的となります。足の裏の筋肉をほぐすことで腰痛防止にもなり、血行なども良くなります。

さらに、スポーツを習っているとどうしても腰に負担がかかってしまい、腰を痛めることもあり。こういったストレッチをしておくと、けがになりにくい体になります。

足の裏のストレッチをしておくことで、ジャンプなどの運動でのけがを少なくすることができます。足先などを使った緩急のある運動でも、けがはしにくくなります。あまり重要視されない足の裏ですが、ストレッチを怠らないようにしましょう。

股関節のストレッチ

股関節を開いて座り、足の裏を合わせて座ります。姿勢を良くして座るようにしましょう。座ったらこの体制をキープしたまま左右に体を揺らして、姿勢が崩れないようにしましょう。また、股関節をほぐして動くようにしましょう。

次に左右に大きく開脚をして関節をほぐしましょう。無理に180度に開けなくても大丈夫です。ただし姿勢をまっすぐすることは忘れないでおきましょう。

足を開脚させたら両手を前に滑らせていき、上半身を倒していきます。この時膝が曲がってしまったり、姿勢が崩れてしまったりしないように注意しましょう。

無理なく倒せるところまで倒したら、太ももの裏と膝の裏をよく伸ばすことを意識しながら股関節をほぐします。これを3セット繰り返しましょう。

このストレッチも、お風呂上がりなど体が温まっているタイミングですると、より体がほぐれるでしょう。

背中のストレッチ

背中のストレッチはタオルを使って行いましょう。

まずタオルを両手に持ち、肩幅に足を広げます。その状態でタオルをつかんでいる両手をまっすぐ真上に上げます。その状態でゆっくりと息を吐きながら上半身を右に傾けていきます。姿勢がまっすぐなものをキープしたまま傾けることは忘れないでおきましょう。右に傾けたら次は左に傾けるようにしましょう。

この運動で背中の筋肉や肩甲骨周辺の筋肉を送り始めます。左右だけでなく前後にもすると、背中周りの筋肉もほぐしてくれます。

とても簡単なストレッチですが、筋肉がほぐれるので空き時間に数セット繰り返すと効果的です。

腰回りのストレッチ

腰まわりのストレッチをすると、腰痛などを防ぐこともできます。

まず仰向けに寝ましょう。片方の膝をもう片方の太ももの上に捻るように置いて、その体勢を30秒間キープします。ひねる際には肩が床から離れないようにしてひねりましょう。反対側の足も同様にひねり、ストレッチするようにしましょう。

別のストレッチで似たような動きではありますが、片方の膝を仰向けの状態で抱えてその状態をキープするというストレッチもあります。こちらも同様の効果が期待できるでしょう。

腰痛防止や姿勢を良くする効果があるストレッチなので、子供だけではなく大人にも効果的なストレッチです。

肩のストレッチ

肩のストレッチは2人一組でするのがおすすめです。

2人一組で正座の姿勢で座り、背中合わせに座ります。両手を上に伸ばして頭の上で手をつなぎ、片方が前屈してもう片方の人が状態を反るような形でストレッチをします。片方が終わればもう片方の人が交代して前屈をする形をとりましょう。

このストレッチだと親子でも簡単に行うことができます。子供と一緒にすると、体を動かす機会がない大人も体をほぐすことができます。肩のストレッチは肩こりにも影響してきます。子供は荷物を背負うことも多いので、肩のストレッチは効果的です。

子供のときにストレッチは効果的なのか

子供 ストレッチ

子供のときにストレッチをしておくことがどんな影響与えるのかということはあまり知られていません。そこで今回は子供の時に行うストレッチがいかに重要なのかをご紹介します。

股関節が柔らかくなる

股関節が柔らかくなるだけでも十分ストレッチの価値は出てきます。

股関節が柔らかいことにどういったメリットがあるのか、知らない大人も多いものです。股関節の柔軟性が上がってくることで、血行が良くなります。これによって新陳代謝も活発になり基礎代謝も上がってきます。

また、股関節の部分には大きなリンパ節があり、リンパ節が動くことによって疲労物質が排泄されやすくなり、疲れがたまりにくい体になります。けがを減らしてくる役割も担っています。

あまり注目されにくい股関節の柔軟性ですが、鍛えれば鍛えるほど体にメリットを与えてくれます。若い頃から股関節を柔らかくしておくと大人になってもガチガチになることは少ないので、子供のうちにストレッチなどを頻繁にしておくといいでしょう。

また、大人になってからもストレッチを行うことで生活習慣が向上すると期待されています。できれば親も子供と一緒にストレッチするといいでしょう。

けがをしにくくなる

ストレッチにはけがを防止する効果があります。スポーツの前だけではなく、日ごろからストレッチをしておくだけでも十分、けがの防止につながります。普段からストレッチを習慣化して体を柔らかくしましょう。

またストレッチは体をほぐすという観点を持たれがちですが、筋肉もつく運動です。そのため、筋肉がつけばつくほど体を支えることも簡単になり、けがをしにくくなります。

姿勢が良くなる

現代の子供たちはスマートフォンに夢中になると、悪い姿勢になりがちです。そうなってくると体のバランスが悪くなってしまい、腰痛や肩こりのきっかけになることも多いようです。

できるだけ健康的に生活する上ではストレッチを定期的することも大事になってきます。腰痛に特に大切なのは肩や背中周りの筋肉。肩や背中までほぐすようなストレッチをするといいでしょう。

若いうちにあまり姿勢を気にせず過ごしてしまうといつの間にか猫背になることもあります。注意してストレッチすると、子供が大人になってもキレイな姿勢を保つことができるでしょう。

終わりに

今回は子供でもできるストレッチについてご紹介しました。子供の生活環境のことを考えると、ストレッチはとても大事なことなのです。

できるだけ定期的にストレッチを行い体をほぐしてあげるということが必要です。定期的に親子でストレッチを習慣化してあげるといいでしょう。

参考
【ストレッチ】幼児もできる!子供の柔軟性を高める方法まとめ|育てぶろぐ
“体が硬い子ども”は怪我をしやすい。柔軟性を高めるストレッチ3選 (2/2)|MELOS
子どもと一緒にチャレンジ!股関節を柔らかくするバレエストレッチ|ママテナ
子供の腰痛の原因と対処法! 大人も役立つストレッチ&改善法も|いこーよ
中学生のストレッチングの実施状況および認識度について

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takushi_fujiwara

北海道が拠点の道産子ライター。定期的に海外を訪れて日本以外の教育に触れる機会を設けています。