公共の場で水遊び用オムツを使う際の注意点
水遊びができる公共の場所は
- プールのような遊泳設備
- 公園のじゃぶじゃぶ池
- 海
などが代表的です。
では、赤ちゃんに水遊び用のオムツを履かせていれば、どんな公共の場所でも水遊びをしていいのでしょうか。
注意1:施設のルールを事前に確認しよう
スポーツ振興のために乳幼児の水遊びの機会をと考える施設もありますが、オムツが取れていない乳幼児の入場は衛生管理面で禁止する施設が多いのが現状です。それは、プール以外の公園のじゃぶじゃぶ池や海であっても同様です。
人間の糞尿は汚物で、さまざまな病原菌が含まれている可能性があります。そのため、自分で排泄を止められない乳幼児と一緒の水中に入ることに拒否、抵抗を示す意見が多いことは仕方ないかもしれません。
兄姉児がいる場合や水遊びを経験させたい親などは、家族で水遊びができないと不満を持つかもしれません。しかし、その他大勢の利用客の迷惑を考えて、オムツの取れていない乳幼児の入場を禁止している施設の利用は控えましょう。
参考
「オムツの子供」プールに入れてもいい? 「汚い」「問題ない」意見が真っ向対立|JCASTニュース
「水遊び用おむつ」で公共のプール。アリ?ナシ?|TBSラジオ
こどもの国プール:「スイミングパンツ」でOK!なプールはここ。プールデビューは「こどもの国」で。[7月14日(土)営業開始]|asobiiあそびい横浜(2018年度版)
「おむつ」でプール 静岡市、一部可能に|静岡新聞SBS
注意2:水遊び用オムツに水着を重ね履きしよう
水遊び用オムツは完璧に糞尿の漏れを防ぐことができないため、水遊び用オムツに水着を重ね履きさせると安心です。
また視覚的に「オムツ」を隠すことができるので、周囲の目を気にせずに済みます。水遊び用オムツでの遊泳が禁止されていないとはいえ、あからさまにオムツであることが分かると他の利用客と、トラブルを引き起こしかねないことを意識しておきましょう。
参考
海やプール行ったとき、おむつはどうしている? |GOO.N MOM コミュニティ
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終わりに 日焼けや熱中症に気をつけて遊びましょう
水遊びをしている時は体がほてらないので気が付きにくいですが、肌を露出して日の下で遊ぶので、普段の公園遊びよりも日焼けに気をつける必要があります。
まずは脱ぎ着のしやすいセパレート型のラッシュガードを着て、物理的に紫外線が肌に直接当たるのを防ぎましょう。
そして、ラッシュガードでは覆いきれずに露出している肌には水遊びにぴったりの日焼け止めクリームを塗ります。
もう一つ、水遊びで気をつけたいのが熱中症です。水の中にいるので汗をかく感覚が鈍ってしまい水分補給を怠ってしまいがちですが、汗はしっかりかいています。適度な塩分と水分を補給することを忘れないようにしましょう。
水遊び中は公園遊び以上に子供の様子を観察しておくことが大切です。水場で滑りやすいこともあるので、水の事故を防ぐためにも、子供のそばで常に注意を払うよう心がけましょう。
参考
赤ちゃんの日焼け対策!水遊びは日焼け止め&ラッシュガードで防止|キニナルミニナル
8-2. 暑さ、熱中症 (2018年7月17日。2019年3月26日全面改訂、4月8日加筆)|保育の安全研究・教育センター