子供用自転車ヘルメット5選!おしゃれで安全な商品と選び方を紹介 - cocoiro(ココイロ)

子供を自転車に乗せて出かけたり、子供が1人で自転車に乗るようになったときに気になるのが、ヘルメットの着用ではないでしょうか。ヘルメットは、自転車走行中の子供の安全を守るために大切なものです。この記事では、安全でおすすめの子供用自転車ヘルメットや選び方のポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

子供が自転車に乗るときのヘルメット着用の必要性は?

道路交通法 第63条の11によると、保護者は幼児および13歳未満の児童を自転車に乗せるときは、子供に自転車用ヘルメットを着用させるよう努力しなければなりません。

児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児を自転車に乗せるときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットを被らせるよう努めなければならない。

(引用元:自転車用ヘルメットの着用|警視庁

また、警視庁によると、自転車で死亡事故に至った人の約7割が頭部に致命傷を負っているというデータがあります。

(参照元:自転車用ヘルメットの着用|警視庁

以下は財団法人 自転車産業振興協会が行った実験において、自転車用ヘルメットの着用有無による頭部衝撃の変化を示したものです。

(参照元:自転車用幼児座席に同乗した幼児の頭部衝撃実験の結果について|財団法人 自転車産業振興協会

結果を見ると、自転車用ヘルメットの着用により、自転車転倒時に幼児の頭部に生じた衝撃が約5〜6割に減少しました。子供の自転車用ヘルメット着用は努力義務なので、着用させなかった場合でも罰則を受けることはありませんが、子供の安全のためにもしっかりと着用させるようにしましょう。

子供用自転車ヘルメットの選び方のポイント3つ

これまで自転車用ヘルメットの重要性をお伝えしましたが、何を基準に子供に合ったヘルメットを選べばいいのでしょうか。ここでは、子供用自転車ヘルメットの選び方のポイントを3つご紹介します。

1.安全基準を満たしたものを選ぶ

自転車用ヘルメット選びで第一に重視したいことは安全性でしょう。そこで安全な製品であることを示す「SGマーク」のついたものを選びましょう。「SGマーク」は、一般財団法人 製品安全協会基準の厳しい試験と審査に合格した、安全性と信頼性の高い製品のみが得られるものです。また、万が一人身事故が起こった場合、1億円までを限度とする対人賠償保険がついています。

海外メーカーのヘルメットを選ぶ場合でも、安全基準をクリアしているかどうかを確認するようにしましょう。

2.子供の頭のサイズにあったものを選ぶ

子供用自転車ヘルメットは、子供の頭にフィットするものを選びましょう。額と後頭部の一番出ている部分と、耳のすぐ上を通るラインをメジャーで測り、子供の頭のサイズに合ったヘルメットを選びます。

以下のチャートは、子供用自転車ヘルメットのサイズと年齢の目安です。おおよその目安として参考にしてください。

(参照元:Mag Rideのヘルメット|Mag Cruise

また、海外メーカーのヘルメットを選ぶ場合は、ヘルメットが子供の頭の形に合っているかどうか確認しましょう。欧米人と日本人の頭の形は違うため、横はぴったりでも前後に隙間ができてしっかりフィットしないことがあるので注意が必要です。

3.ソフトシェルとハードシェルの違いを知る

自転車用ヘルメットには、「ソフトシェル」と「ハードシェル」の2種類があります。「ソフトシェル」はハードシェルと比較すると重量が軽く、首への負担が少ないのが特徴です。幼児や大人の自転車に乗車して頭の揺れが多い場面に適しています。

一方の「ハードシェル」は、硬くて厚みのあるシェルを採用していることから、ソフトシェルよりも若干重量があります。頑丈に設計されているので、自転車乗車中はもちろん、スポーツなどでも使用することができます。