1歳児といえば、多くの赤ちゃんが歩いたり、しゃべったりできるようになる時期です。関心のを持つ物事も増えていき、多くの遊びや自然に触れさせたいと考える親も多いでしょう。しかし、外には危険もいっぱいあるもの。1歳児が安全に外で過ごすには、どんな遊びを、どんなおもちゃで楽しめばいいのでしょうか? 当記事では1歳児でもできる外遊びと、おすすめのおもちゃをご紹介します。
もくじ
1歳の外遊び!何をして遊ぶ?
外遊びといってもまだまだ1歳児。できることとできないことがあります。1歳児は、どんなことをして外で遊べばいいのでしょうか? まずは1歳児でもできる外遊びを3つご紹介します。
(1)砂遊び
1歳児でもできる外遊びの1つ目は砂遊びです。砂場の中で遊んだり、砂浜で遊んだりとさまざまな場所で砂遊びができます。
また公園の砂場は、近所に住んでいる子供たちが集まる場所です。同じ砂場で遊ぶことで、友達になることができるかもしれません。砂で遊ぶことへの興味や関心を深めながら、社交性を磨くことにもつながるでしょう。
ただし、砂遊びをする際には注意しなければいけないこともあります。例えば砂が目や口に入ってしまわないようにすること、砂に紛れたガラスの破片に気をつけることなどが挙げられます。砂遊びをする際は、保護者は目を離さないようにしましょう。
(2)お散歩
1人で歩くことができるようになったら、歩く練習を兼ねてゆっくりお散歩をしてみてもいいでしょう。まだベビーカーが必要な場合は、親子でのんびりと散歩をしてみましょう。
大人にとっては見慣れた道であっても、子供にとっては不思議でいっぱいです。すれ違う人や動物、植物などに興味を示す子供も多いでしょう。子供の好奇心を引き出し、会話しながら子供の発見につなげましょう。
(3)水遊び
公園の水道で水を浴びたり、砂場に水を持っていき泥を作ったり、じゃぶじゃぶ公園で遊んだりするなど、子供がわくわくする水遊びはたくさんあります。
水で遊ぶだけであれば、自宅のお風呂やプールでもできるでしょう。しかし公園など野外でする水遊びは、また違って見えるものです。おもちゃを使って、水と大いにふれあいましょう。
1歳の外遊びにおすすめのおもちゃ10選
ご紹介した3つの外遊びをもっと充実させるためには、子供の興味や関心をくすぐるおもちゃを使うことがおすすめです。今回はそれぞれの外遊びにおすすめのおもちゃを10種類ご紹介します。
【砂遊び編】
砂を好きな形にしたり泥にしたりといろいろな遊び方がある砂遊び。まずは1歳児の砂遊びをもっと楽しくするおもちゃを4つご紹介します。
便利なバケツセット
バケツには砂だけでなく水をためることもでき、手についた砂を落とす際にも使用できます。
こちらのバケツセットは複数のサイズがセットになっています。それだけでなく砂を型抜きできるバケツや、水を入れてシャワー状にして遊ぶことも可能。またセットで販売されているバケツはまとめて収納しやすいサイズになっており、場所をとらずに持ち運ぶことも可能です。
子供用のバケツは、砂遊びや水遊び以外に潮干狩りなどにも使うことができます。外遊びだけでなくレジャーでも活躍するので、持っておくと便利でしょう。
握りやすいシャベル
砂は手でつかむこともできますが、シャベルを使って掘るのを楽しんでもいいでしょう。最初はうまく使えないかもしれませんが、道具を使う練習にもなります。
子供用にシャベルを購入する際には、小さな手でも握りやすいものを選んであげましょう。鉄やステンレスでできているものは重たく、先が尖っているものもあります。プラスチックやポリエチレンなど、軽くて先の丸い子供用のシャベルを選んであげましょう。
例えばこちらのシャベルは持ち手がでこぼこしており、子供の指にフィットしやすいような作りになっています。先端も平らに近い形で、仮に先端をつかんでしまってもけがをしにくい作りです。
おもちゃのトラック
砂を運べるトラックもいいでしょう。特に男の子の場合は乗り物に興味を示し始めますから、大好きな乗り物を使えば、砂遊びをもっと楽しんでくれるでしょう。
こちらのおもちゃのトラックはダンプカーのように、背中部分に砂を入れて運ぶことができます。運転席やタイヤなどの作りも細かく再現されており、普段じっくりと見ることのできないトラックを身近で観察することができます。
ピラミッドの型
砂に触れるだけの砂遊びに飽きてきたら、親子でピラミッドを作ってみてはいかがでしょうか? そうはいってもピラミッドを砂では簡単には作れません。そこでおすすめなのが、市販の型を使ったピラミッドです。
こちらのおもちゃは砂を敷き詰めていけば、最大で高さ約20cmのピラミッドを作ることができます。子供だけで作ることは難しいですから、親子で一緒に遊びましょう。
目の前で大きなピラミッドが完成したら、きっと子供を喜ばせることができるでしょう。また大きなピラミッドは目を引くため、砂場で遊んでいる他の子供たちも興味を示してくれるかもしれません。少し難しいかもしれませんが、みんなで協力して作ることの楽しさを感じさせてあげましょう。
【お散歩編】
お散歩も、ただ歩くだけではマンネリ化してしまうかもしれません。せっかく歩くのであれば、子供には多くの気づきを得てほしいと思う親も多いでしょう。お散歩をもっと楽しくするおもちゃを3つご紹介します。
倒れにくい三輪車
1歳児は日々成長していきます。歩くことにすっかり慣れてしまったら、三輪車にチャレンジさせてみてはいかがでしょうか?
こちらの三輪車は、1歳児からチャレンジできるものです。三輪車と言ってもペダルはなく、地面を蹴る力で動くものです。一般的な三輪車とは異なり前方の車輪が2つ付いているため、倒れにくい形になっています。
柔らかいボール
お散歩の際に近所の公園に寄るという親子も多いでしょう。外出先の公園で遊ぶのであれば、柔らかいボールを使うのもおすすめです。手で地面に転がしてあげて、子供に追いかけさせたり、蹴らせたりして遊ぶことができます。
きつく張ったキャンディボールやサッカーボールなどは硬く、けがをしてしまうかもしれません。こちらのボールは内側が密度の高い発泡ウレタン樹脂でできているため、柔らかく、かつパンクしづらいので安心です。
ただし、歩いている最中に子供にボールを持たせることは控えた方がいいでしょう。手放して転がったボールを追いかけて、思いもよらない方向に行ってしまうかもしれません。かばんの中にしまう、ベビーカーにぶら下げるなど、保護者が管理しておきましょう。
おもちゃのカメラ
カメラを使って写真を撮る習慣がある家庭であれば、子供もカメラを手に取ってみたいと思っているかもしれません。
こちらのおもちゃのカメラは木材でできており、実際に写真を撮ることはできません。しかし取り外し可能なカラーレンズやバネ入りのシャッターが実装されており、本格的なカメラに近い仕様となっています。
ストラップ付きですから、お散歩時に首から下げて歩くことができます。子供がカメラを構えている姿は愛らしく、その姿を親が撮影してあげるとすてきな思い出になることでしょう。
【水遊び編】
水遊びも、使うおもちゃ次第でいろいろな遊び方ができます。今回は1歳児の水遊びにおすすめのおもちゃを3つご紹介します。
水遊びセット
お風呂でも水遊びはできます。どちらでも遊べるおもちゃを持っておけば、使い道が広がり便利でしょう。
例えばこちらの水遊びセットであれば、バケツだけでなくシャワーや蛇口、水車など水を動かして遊ぶ仕掛けが楽しめます。それぞれのセットを1つにまとめて収納したり、運んだりすることができる点も、おすすめポイントの1つです。
帆を動かせるヨット
水遊びを外でする場合には、公園や噴水などのほかにビニールプールで遊ばせる家庭もあるでしょう。せっかく広い水面があるのであれば、ヨットを浮かべて動かして遊んでみてはいかがでしょうか?
こちらのおもちゃのヨットは水に浮くだけでなく、帆の向きを動かすことができます。好きな方向に帆を向けて、思うがままの波を立たせましょう。ゆらゆらと進むヨットの動きは予測できず、夢中になる子供も多いでしょう。
柔らかい水鉄砲
1歳の子供が外で水遊びをする際のおもちゃとして、水鉄砲もおすすめです。一般的な水鉄砲は鉄砲のような形で、タンクを取り外して水を入れなければなりません。1歳の子供には取り扱いが難しく、誤った使い方でけがをしてしまうかもしれません。
しかしこちらの水鉄砲は、柔らかく握りやすく、変わった形をしています。アヒルやクマなどかわいらしい形をしており、子供も興味を示しやすいでしょう。
外遊びで使う場合には、バケツを一緒に持っていきましょう。水をためたバケツに手を入れて水鉄砲に水を入れる動作は、手全体を水につける必要があり、手全体で水を感じることができます。