料金
そして気になるのは、料金です。これだけ手厚いサービスを提供している民間学童なので、公立学童よりもやはりその費用は高額になります。
利用日数・時間などにより変動しますが、入会金2〜3万円に加え、月額費用は月4〜5万円に上り、公立学童の数倍はかかってしまいます。さらに習い事などのオプションを選択すれば、追加料金が上乗せされます。このように利用料が高額なのは、施設運営費や人件費もかさみやすく、さらに国からの補助金が出ないことも大きな理由です。
実際の民間学童ってどんなもの?
実際の民間学童にはどのようなものがあるのでしょうか。今回は東京都の民間学童をいくつかご紹介します。もし民間学童の利用を検討している場合は、以下の施設のホームページを見てみることでイメージができるかもしれません。
- 学研キャンパス
http://www.gakken.jp/g-campus/
教育事業の最大手、学研が運営する全国展開の民間学童です。
- キッズベースキャンプ
http://www.kidsbasecamp.com/company/index.html
東急グループが運営する民間学童です。こちらも全国展開しており、他就業体験や子供向けミュージカル・コンサート鑑賞会の開催など、子供向けプログラムに力を入れています。
- ステラキッズ
https://www.stellakids.jp/?gclid=EAIaIQobChMI0p-Bv-DK3AIVR6SWCh0X_Q64EAAYAyAAEgIA9PD_BwE
個別指導付の学習サポートが強みです。
- 伸芽’Sクラブ
受験対応型の学童で、独自の育児、教育メソッドを売りにしています。
- 環優舎
2006年オープンの民間学童の先駆け。24時間x365日保育の希望に応じ、まるで海外のボーディング・スクールのような手厚いサービスを行っています。
- 放課後デイサービスSTEP
児童福祉法に基づいた、障害を持つ子供のための放課後等デイサービスです。
まとめ:民間と公立で迷ったら、「子供に経験して欲しいこと」を基準に決めよう
民間学童は、親や子供にとってのメリットが大きい半面、どうしても費用がかさんでしまいます。手間や金銭面で家庭でどこまでなら負担できるのか、子供に学童でどう過ごしてほしいのか、十分に検討しましょう。施設は通常見学も随時受け付けている場合がほとんどですので、公立民間にかかわらず、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。