色選びで後悔!子供のランドセル失敗パターン5つ
子供が途中で飽きてしまう
子供は、購入したランドセルを6年間小学校で使用します。しかし、その過程で購入したランドセルの色に飽きてしまうことがあります。人は感情で商品やサービスを買います。ランドセルの売り場で、普段と違う雰囲気に気持ちが高まり、変わった色を選んでしまうこともあり得ます。
その結果、気持ちが覚めたときに「どうしてこんな色を選んだのだろう。このランドセルを背負いたくない」と後悔してしまうのです。6年間使い続けるためには、子供になじんで飽きない色を選びましょう。
奇抜な色でいじめに遭うことも
珍しい色のランドセルを選んだことが理由で、いじめに遭ってしまうこともあるようです。保護者から以下のような声も挙がりました。
うちは女の子で子供の希望する茶色の濃いランドセルを買いました。クラスのお友達になんで女なのにこんな変な色なの?と言われたそうです。すごく気に入っていたはずのランドセルを嫌がるようになりました。
(引用元:ランドセルの色についていじめられている?|mama*sta)
いじめになり得る可能性もある一方、奇抜な色を選んだからこそ人気者になれることもあるようです。「好きな色を周りに何と言われようと使う」という意志が子供にあれば、後悔せずに使い続けられるでしょう。
うちの小3の息子のランドセルは黄色です。
上の子のランドセルを買うときから「オレはランドセルは絶対黄色にする」と言い続け、2年経っても意思がまったく揺るがなかったのでそうしました。
買いに行ったお店では「本当に売れるとは思わなかった」と言われました^^;「皆と違う」ということでイジメの心配もしたのですが、現実にはそういうことは全くありませんでした。逆に周りの子達からは「自分も本当に好きな色のものを選べばよかった」と羨ましがられ、地域の人にもすぐに顔を覚えてもらえました。
遠くからも我が子を見つけやすいのでいいことだらけです。
(引用元:ランドセルの色といじめ|Yahoo!JAPAN 知恵袋)
汚れや傷が目立ってしまう
子供は登下校中の寄り道や外遊びで、あちこちに行きます。ランドセルを背負ったまま竹やぶに入ることもあれば、砂場でランドセルが砂まみれになることもあるでしょう。子供たちの扱い方で、ランドセルに汚れや傷がついてしまいます。そのため、汚れや傷の目立ちやすいランドセルの色には注意が必要です。
例えば、ベビーピンクやラベンダー、水色といったパステルカラー。女の子に人気の高い明るめのパステルカラーは色が薄く、傷や汚れが目立ちやすくなっています。汚れや傷の目立たなくさせるには、透明なランドセルカバーでパステルカラーを生かす、濃い色のランドセルを選ぶ、などといった方法があります。
不審者に覚えられる?防犯上の懸念
学校で1人しか使っていない珍しいランドセルの色を選んだ子供は、自分だけの特別なランドセルを使えて嬉しいでしょう。しかし、珍しいランドセルの色を選ぶことで子供を危険にさらす恐れも。
子供を狙う不審者が、ランドセルの色で子供を覚えてターゲットに決める可能性もあり得るからです。治安の良くない地域の学校に通っている場合、極端に目立つ色のランドセルを避けた方が防犯上無難でしょう。
想像以上に高い出費に
想像以上に高いランドセルの購入額が、親の後悔の原因になっています。株式会社クロス・マーケティングの調査によると、ランドセル購入金額で最も多いのは、40,000円~54,999円の31.6%。しかし、65,000円~100,000円以上の購入者も16.8%いました。「ランドセルの金額が高くて驚いた」「子供の気に入った色を買ったら高かった」と後悔する親もいました。また、子供には高品質なランドセルを持たせて、周りの子供たちと差をつけたいという理由で、高額なランドセルを買う親もいます。余計な見栄を張った結果、後悔するというケースもあるようです。
(参照元:ランドセル購入に関する調査 |ランドセル工業会)