本当に必要?ランドセルカバーのメリット・デメリットとおすすめ6選 - cocoiro(ココイロ)

小学生のランドセルに使用するカバーは本当に必要なのでしょうか。最近では、各自治体や団体でランドセルカバーを支給しているようです。日本コープ共済生活組合連合会は、2015年から全国の小学校の新1年生に対してランドセルカバーを4年連続で支給しています。2018年には5,197校、約258,000枚を寄付しました。子供たちの使うランドセルカバーには、どういったメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。

参考
2018 年度 全国小学校の新一年生に“ランドセルカバー” 5,197 校・約 25 万 8 千枚を寄贈しました~自治体から好評を得て4年連続贈呈~ |日本コープ共済生活協同組合連合会

ランドセルカバーのメリット

汚れや傷からランドセルを守る

子供たちは毎日元気一杯。登下校中に寄り道してあちこち探検したり、ランドセルをつけたまま友達と遊んだり、遊ぶときに地べたにランドセルを置いたりと、毎日をランドセルと一緒に過ごしています。いくら丈夫なランドセルと言っても、子供たちの扱い方によっては汚れや傷がついてしまいます。それを防いでくれるのがランドセルカバー。なるべく汚れや傷を防ぎ、6年間使い続けるのを手助けしてくれます。

登下校中の防犯や交通安全に

親が常に子供を見守ることは物理的に難しいでしょう。子供が登下校中に交通事故へ巻き込まれたり、不審者に目をつけられたりする可能性もゼロではありません。黄色など目立つ色のランドセルカバーを付けておけば、周囲から気づかれやすく、事故や事件に遭う可能性を低くします。親が常に見守れずとも、地域の人から見守れるよう防犯や交通安全のためにランドセルカバーを付けておくと良いでしょう。

ランドセルをオシャレに飾る

今日では単に目立つばかりではなく、おしゃれなランドセルカバーのラインナップも豊富になりました。無地・透明タイプ、人気キャラクター、柄物などから、子供の好みに合うランドセルカバーを選んでみてください。お気に入りのランドセルとランドセルカバーの組み合わせにできれば、子供も学校に通うのが楽しくなるでしょう。

ランドセルカバーのデメリット

メンテナンスをする手間

ランドセルカバーはランドセルを汚れや傷から防いでくれますが、メンテナスをしなければ、ランドセルカバー自体が痛んでしまいます。定期的にカバーを外して、汚れを落として天日干ししておきましょう。また、夏休みなどでランドセルを長期間使わないときには、外して登校日まで保管します。カバーを付けっぱなしにして放置してしまうと、通気性の悪さからカビの原因にもなりかねません。

ランドセルのデザインを生かせない

ランドセルとランドセルカバーの組み合わせによっては、ランドセル本体のデザインを生かすことができません。6年間使うランドセルだからこそ、デザインにこだわって選んだ方もいるはずです。黄色で不透明なランドセルカバーを使うと、せっかくのデザインも見えなくなってしまいます。もし、ランドセル自体のデザインを生かしたいのであれば、透明なランドセルカバーを選んでみてください。

カバー自体の買い替えが必要に

汚れや傷からランドセルを守ってくれるものの、ランドセルカバー自体も子供の扱いによって劣化していってしまいます。またカバーの素材や仕様によっても丈夫さは変わります。ランドセルカバーが壊れた際には、買い替える必要があるでしょう。