徹底解説!小学校に入学するまでの準備について

4月といえば、卒業や入学など、新しい生活が始まる子供が多くいます。特に小学校への入学は子供の生活ががらりと変わるため、子供のことが心配な親も少なくはないでしょう。今回は、子供が小学校に入学するために必要な準備についてご紹介します。

小学校の入学準備はいつから始めるべき?

入学式の準備はいつから始めている人が多いのか、ご存知ですか。ベネッセ情報教育サイトが実施したアンケートによると、入学する年の1月から準備を始めた人の割合は31%で、ほとんどの人が前年から準備を進めていたことが分かります。また、早い人であると、前年の春からすでに準備を開始している人もいるようでした。


(出典:入学準備は夏から?どんなことから始めればいいの? | ベネッセ教育情報サイト

入学式の準備といっても、勉強机やランドセル、学用品などをそろえるだけではなく、子供の生活習慣の見直しなどやるべきことは多くあります。アンケート結果でも、早い段階から準備を始めている人がいましたが、余裕を持って準備にかかる方がいいでしょう。

では、小学校への入学準備は、何から着手すればいいのか分からない人も多いでしょうか?。次では、どのような準備が必要かを説明します。

まずは小学校生活に向けた子供自身の準備を

小学校生活をスタートするかために必要なのは机やランドセルだけではありません。小学校生活を円滑にスタートするためには子供自身の「準備」が必要です。

正しい生活習慣を身につける

朝になかなか起きれなかったり、まだ、服を自分で着るのが苦手という子供もいるでしょう。特に学校の制服は、ボタンが多いもの。制服の場合、着るまでに時間がかかる子供もいるかもしれません。

朝の準備に戸惑って、学校に遅刻してしまうと子供も学校に行くのが楽しくなくなってしまうかもしれません。毎日、元気に小学校に通うためにも、余裕を持って起床し、必要に応じて、服を着替える練習を事前にしておくといいでしょう。

授業に必要な集中力を身につける

学習指導要領で、小学生の授業は以下のように定められています。

授業時数の一単位時間は,四十五分とする。

(出典:小学校学習指導要領 p12 | 文部科学省

しかし、幼稚園までは45分間も集中した経験がない子供もいるでしょう。45分の授業に集中できるように、子供の集中力を養っておく必要があります。白梅学園大学こども学部こども学科 の増田修治教授は以下のように説いています。

1日20分を目安に、子どもとゆっくり歩く…それが子どもの身体リズムを作り出し、学習や遊びに集中できる脳の働きに必要なホルモン、「メラトニン」の分泌改善を促してくれる

(出典:小学校入学までに落ち着きのないわが子に集中力をつけるには?|milly

また、お絵かきなどの遊びは集中できる効果があるそう。日常の遊びにうまく組み込んで子供の集中力アップにつなげていくといいでしょう。

通学路の確認をする

幼稚園までは送り迎えをしていたとしても、小学校になると親の付き添いなしで行くことが多いのではないでしょうか。子供が安心して通学できるようにするためにも、通学路の確認は重要です。

通学路の確認は、単純に学校から家の道順を教えるだけでは不十分です。道を横断するときは必ず左右を確認するなど、自身の身を守るために必要な交通ルールを教えることが重要です。また、例えば狭くて車が多い道など、危険な場所を確認して、子供に注意して歩くように促すことも大事です。

入学説明会で小学校生活の疑問や不安を解消する

子供の小学校入学は楽しみな一方で、悩みや不安は尽きないものです。入学説明会では主に入学式の開始時間や必要な持ち物、小学生に入学するまでにそろえる必要がある学用品、小学校のルールや小学校入学までに身につけておいてほしいマナーや習慣などの説明が行われます。疑問や不安があれば入学説明会で確認してみるといいでしょう。

小学校の授業を先取りする

「子供が授業についていけるかどうか」も、親にとって心配になるポイントです。心配な場合は、小学校入学前に授業を先取りしておくといいでしょう。

塾に通う

塾によっては、小学校に入学する前の子供に対して、小学校入学に備えたプログラムを準備しているところもあります。例えば、ひらがなやカタカナの読み書き、簡単な足し算など小学校で初めに習う基礎的な勉強を先に習得することができます。塾によって提供しているプログラムは変わるため、自身の子供に合ったものを選んで受講するといいでしょう。

また、塾で勉強することは、小学校で45分という授業に集中して取り組むための予行演習にもなります。45分の授業を座って聞くことができるか心配な場合も、入学前に塾に通うことを検討してもいいでしょう。

親子で勉強する

勉強を先取りする手段は塾に通うだけではありません。市販の教材を使って、家で子供の勉強をみることも可能です。

市販の教材にはいろいろなものがあります。例えば、社会現象にもなっていたうんこドリルシリーズには楽しくひらがなの練習ができる『日本一楽しいひらがなドリル うんこひらがなドリル(文響社)』が出版されています。その他にも、『くもんのはじめてみましょう!小学校の入学準備ドリル(くもん出版)』、『ディズニードリル 入学準備~小学1年のひらがな・カタカナ (学習研究社)、『すみっコぐらし学習ドリル 入学準備~小学1年のひらがな カタカナ』などさまざまな出版社からドリルが出版されています。

子供に内容を理解してもらうためには、分かりやすく、根気良く説明する必要があるので大変かもしれませんが、子供が家で学習をするための、良い習慣づけになるでしょう。

忘れないで!入学式までには親の準備も必要

子供の準備が完了したと、安心してはいけません。なぜなら入学式の準備は子供だけではなく、親の準備も必要だからです。

例えば、入学式への出席に向けて、当日着用する服の準備や美容室などの準備が必要でしょう。また、入学式の開催場所によってはスリッパや上履きの準備が必要となります。4月は少し肌寒いことも予想されるため、場合によっては防寒対策も必要です。入学式を撮影するためのカメラの準備も忘れてはいけません。当日の状況をシミュレーションして、忘れ物がないように準備しておきましょう。