選ぶ際の注意点
具体的な商品を紹介する前に、幼児用はさみを選ぶ際の注意点をお伝えします。
幼児にとって、はさみは楽しいものであると同時に、危険なものでもあります。ですから、ご両親ができるだけ安全面に配慮して、はさみを選んであげる必要があります。そこで注意しておきたいポイントは主に以下の2つになります。
刃先が丸いものを選ぶ
子供の安全面を考慮したはさみの特徴として、刃先が丸いというものがあります。刃先が丸ければ、はさみが刺さってけがをする、という事故を防ぐことができます。
まだ幼い子供ははさみの危険性を理解していません。はさみを刃の方から握ったり、投げたりすることもあるでしょう。そのようなことが起きたときのためにも、刃先はできるだけ丸いものを選んだほうが安全です。
カバーつきのものを選ぶ
幼児用のはさみには、カバーがついているタイプのものも多く売られています。このカバーは主にはさみを使っていないときに、幼児がはさみを持ち出してけがをするという事故を防ぐことに役立ちます。
はさみを使って切り絵遊びをしているときは、子供を見ていられるので割と安全ですが、はさみを使っていないときの事故は防ぎにくいものです。子供の手が届かないところに保管すると同時に、カバーを付けておき、はさみを使っていないときの事故にも対応しておくと安心です。
年齢に合わせたはさみを選ぶ
最後に、年齢に合わせたはさみ選びも心がける必要があります。
子供の成長は早く、手の大きさも成長に乗じて大きくなっていきます。そのため、いずれ大きさが合うようになるからと、小学生用のはさみを4~5歳の子供に与えがちですが、これはあまりいいことではありません。
うまく扱いきれないませんから安全面にも問題がありますし、それに何より、うまくはさみが使えないことで、せっかくの楽しい切り絵遊びが楽しくなくなってしまいます。
成長するたびに、はさみを新調するのは手間がかかり大変なのですが、できるだけ子供の手の大きさに一番適したはさみを買い与えてあげましょう。