小学校5年生算数の授業内容は?ポイントを押さえて苦手を克服しよう - cocoiro(ココイロ) - Page 2

小5算数でつまずかないためには?

「勉強についていけない」という悩みが起きやすいのが小学校5年生の算数だと言われています。子供がつまずかないために、親にできることは何かあるのでしょうか? ここでは家庭でできるつまずかないための方法を紹介します。

割合は図や物でイメージさせる

割合の求め方が分からないという子供は少なくありません。

割合とは、「もとにする量」と「比べられる量」の2つの数量を比べ、どのような関係になっているかを表すものです。ここで最も多くの子供たちがつまずくのが、「もとにする量」と「比べられる量」がどれだかわからない、ということです。そこで、式を立てるより前に図に書いて、イメージを掴む習慣をつけるようにしてみましょう。

(引用元:算数を学ぶ小学5年生がつまずきやすい問題2つとその対策 | 中学受験ナビ

実際に目の前にあるものを利用したり、図に書いたりすることでイメージが定着し、設問の意味が分かりやすくなります。

計算ドリルや計算カードで練習させる

「表に式を、裏に答えを書き、親が式を読み上げ、子どもが答えを言うというシンプルな方法ですが、子どもは特定の式の答えに詰まったり、特定の数字の入った計算をいつも間違えたりすることがあります。基礎的な式でありながら、子どもの苦手な式や数字が出てくるので、それが分かったら、何回か繰り返すだけで計算力がさらに確実なものになります」

(引用元:小学校6年間の算数でいちばん大切な2つの算数技術とは? |AERA dot. (アエラドット

今までに習った部分で苦手なものがあると、難易度が高くなった時点でまったく分からなくなってしまいます。反復することで苦手意識を克服しましょう。

分数は計算ルールを身につけさせる

分数の計算にはたくさんのルールがありますが、一つひとつのルールは特別難しいわけではありません。しかし、問題ごとに必要な全てのルールを正確に行うことは簡単ではなく、計算できたことに満足して約分を忘れたり、通分の過程で計算ミスをしてしまったりします。そのため、分数の計算の学習では、一つひとつの問題を丁寧に解いて確実にルールを身につけていくことが大切です。

(引用元:小学校の算数、苦手TOP3の家庭でできる克服法|ベネッセ教育情報サイト

ルールをきちんと覚えてしまえば、あとはそれにのっとって計算を行うだけです。ルールはたくさんありますが、1つ1つきちんと習得できれば分数にも対応できます。