中学校にあがり、算数から数学に科目名が変更になった途端、難しさは格段にUPします。小学生の頃は自宅学習で親が教えてあげることも可能でしたが、中学校の数学ともなると親が教えることもなかなか難しくなります。
塾に行く子供も増えてきますが、自宅学習はどんな状況でも必須……しかし自分に合った参考書を数多く出版されている中から選ぶのは至難の業です。
この記事では中学数学を学ぶ時にオススメの参考書をまとめました。レベルごとに分けてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
基礎レベルの数学参考書3選
まずは中学数学の基礎からきっちりと勉強したい、わからないところを克服したいという人にオススメの参考書を3冊ご紹介します。
学研プラス 中学数学の解き方をひとつひとつわかりやすく。
中学1年生から3年生までの数学を単元ごとに1つずつ学ぶことができる参考書です。文字が大きく、イラストなどが入っているため、文字だけの参考書が苦手な人や絵などのイラストがあった方がわかりやすいという人にオススメです。
三年間使用することができるので、受験対策にも利用することができます。
やさしくまるごと中学数学
この参考書の特徴は、YouTubeチャンネル「優しくまるごと数学」の動画と、各ページの解説を紐づけていることです。テキストだけではわからないところをQRコードを利用することによって動画で確認することができます。例題も豊富で解答は別冊になっています。
日本一わかりやすい数学の授業
小学校の算数から中学校の数学までの基礎をしっかりと学べる参考書です。小学校の復習が全体の40%を占めているので、いつのまにかわからなくなっていた分野をきちんと復習できます。文字も大きく編集されており、全体的に見やすく分かりやすい内容になっています。
応用レベルの数学参考書3選
基礎はしっかりと勉強した人が更にレベルアップするための参考書を3冊ご紹介します。
新しい数学の教科書 1(数量編)―発想力をのばす中学数学
中学校3年間の数学の内容を網羅した参考書です。余分なイラストなどがなく、シンプルでとてもわかりやすい内容になっているのが特徴。基本問題はもちろん、演習問題が豊富に載っているので、応用問題を数多くこなすことができます。
生き抜くための中学数学 中学数学の全範囲の基礎が完璧にわかる本
中学校3年間の数学を例題を多く取り入れることで、わかりやすく解説した参考書です。3年間使用することができるため、この1冊で数学の勉強をすることができます。内容はいたってシンプル。余分な漫画やイラストがないので、集中して取り組むことができます。
チャート式基礎からの中学1年数学改訂版 新学習指導要領準拠
この参考書の特徴はとにかく問題数が多いことです。また解説も詳しく記載されているので、とてもわかりやすい内容になっています。数学の問題をパターン化して収録しているので、全体のカテゴリーを網羅できる便利な参考書です。