オムツからパンツに切り替えるときのポイント
子供にとって、パンツはおにいさんおねえさんが履く「憧れの物」でもあります。オムツを外そうと思ったらパンツを用意してみてください。子供が好きなキャラクターのパンツを買って履けるようにしてみるのもいいでしょう。
パンツの中でもキャラクター付きのものは特に人気です。子供がやる気になって履けるように工夫してみましょう。
トイレに好きなキャラクターのイラストを貼る
こちらも先ほどのパンツと似ていますが、トイレって暗かったりすると怖くて入りたくないと思うものです。子供がトイレで座ったところに好きな絵本のシールやイラストが貼ってあると座る気持ちになりやすいものです。またお気に入りのお人形さんやおもちゃと一緒にトイレに向かうのもいいでしょう。
部屋がオシッコで汚れてもいいように整頓する
トイレトレーニングする上で覚悟しないといけないのは部屋でおもらしされてしまうこと。できるだけ床に物を置かないようにして、カーペットも敷かないほうがいいかもしれません。いろんな物があるとオシッコが漏れた時にどこで漏れたか分からないこともありますから、部屋は整頓しておきましょう。
忙しい時やお出かけ時は無理せずオムツで
毎日トイレとレーニングするとなると親にとっても大変です。仕事が終わり、帰ってからパンツにするというのは大変なものです。無理せずオムツで過ごしましょう。オムツをはいている場合も朝起きたとき、オムツにオシッコが出ていなかったらオマルに誘ってみるとオシッコが出る確率も高まります。少しずつ試していきましょう。
排泄の自立を促していくための親の心構
子供がオシッコの間隔をつかんで、排泄の自立を促していくための親御さんの心構えについてご紹介します。
オシッコへのプレッシャーを与えすぎない
「絶対おもらししてほしくない」と思うとつい、子供にかける声かけも増えます。漏らしてしまった時、ついきつく言いすぎたりするかもしれません。しかし、そうすると子供も緊張してしまいい、オシッコすることにプレッシャーを抱えてしまいます。
出るのに出ないと言ったり、出たのに黙っていたりすることもあります。つい前に行っばかりであるのに何回もオシッコに行きたくなってしまったり、漏らしてしまいパニックになり大泣きする子もいます。こうなると落ち着いてオシッコに向かうことがなかなかできなくなってしまいます。
子供は失敗するのは当たり前ですので、プレッシャーは与えず冷静に接してあげてください。
オムツが取れなかったら幼稚園と一緒にトレーニングする
おうちでトイレトレーニングをしてみたものの、幼稚園に入る前におむつが外れなかったお子さんがいても大丈夫です。家庭の様子を先生に伝えて一緒にトイレトレーニングを続けていきましょう。「幼稚園がやってくれるから家でやらなくなった」ということになるともったいないです。一緒に取り組み、子供に早めに排泄ができるよう自立させましょう。
まとめ
個人差がありますが、無理のない範囲でトレーニングを進めていきましょう。子供と一緒に進めていけば子供も早く排泄の「自立」ができます。もし幼稚園からオムツを取るようにお願いされたら「チャンス」だと思い、一緒にトイレトレーニングをしてみましょう。
参考
日本小児泌尿器科学会|小児の排尿機能発達
幼稚園入園時はオムツがとれていなくても大丈夫?オムツの持ち帰りや替えについて|キズナ
幼稚園にはオムツが外れていなくても入園できる? 新年少のオムツ事情|おーるあばうと幼稚園
トイレトレーニング (トイトレ・オムツはずれ)|ベネッセ教育情報サイト