誰にでも簡単に作ることができ、子供が喜ぶという理由で人気が集まっているのが消しゴムスタンプです。シンプルでありながら、オリジナリティを加えられるという奥深さもあり、趣味として没頭している親も少なくありません。今回はそんな消しゴムスタンプの基本的な作り方から、アレンジまで幅広く解説していきます。
もくじ
誰でも簡単!消しゴムスタンプの作り方の4ステップ
これから子供のために消しゴムスタンプを作ろうと考えている親も、基本的な作り方をしっかりとマスターしてしまえば、簡単にアレンジを加えられるようになります。まずは、必要な材料を準備する、デザインを考えてトレーシングペーパーに下書きする、消しゴムに写して掘る、ねりけしでゴムをとって微調整という4つのステップからおさえていきましょう。
必要な材料を準備する
消しゴムスタンプを作る際に必要となる材料は、次の8つです。
- 消しゴムはんこ専用消しゴム
- トレーシングペーパー
- 鉛筆またはシャープペン
- カッティングマット
- アートナイフ
- カッター
- おそうじ用ねりけし
- 布用のインク
すべて100円ショップで揃えられ、1,000円ほどの予算で消しゴムスタンプを作ることができます。また、デザインの大きさにもよりますが、消しゴムはんこ専用消しゴムは1つあれば4〜6つほどの作品を作ることができるため、練習用に活用することも可能です。
デザインを考えてトレーシングペーパーに下書きする
消しゴムスタンプを作る際の2つ目のステップが、デザインを考えてトレーシングペーパーに下書きするというものです。準備した鉛筆またはシャープペンシルとトレーシングペーパーがあれば、自由なデザインを作り上げることができます。ただし、そもそもイラストが得意ではないという親の場合は、消しゴムスタンプ用のイラスト集を写すことから始めることをおすすめします。自分のレベルに合わせて、難易度を調整しながら消しゴムスタンプ作りを進めていきましょう。
消しゴムに写して掘る
トレーシングペーパーに掘りたいイラストを描き上げたら、そのまま消しゴムはんこ専用消しゴムに写します。このステップでは、消しゴムに改めてイラストを描く必要はなく、トレーシングペーパーの上から鉛筆やペンでなぞれば、そのまま写すことができます。そして、消しゴムを掘る際には、アウトラインから細かい部分に移行していくことがポイントです。大根の面取りの要領で縁を削り、細かい部分はじゃがいもの芽を取り出すイメージで掘り進めていきましょう。消しゴムスタンプで車を作る場合には、まず余白が残るように消しゴムを切り取り、余白を削っていくようにデザインの周りから掘り進め、最後に窓やタイヤを掘り進めていくという順番を意識することが大切です。
ねりけしでゴミを取って微調整
消しゴムスタンプの最後のステップが、ねりけしでゴミを取って微調整を行うというものです。掘り上げた消しゴムをそのままねりけしに押し付けることで、ゴミを取りながら、試し押しをすることができます。ねりけしにうまくデザインが移せていない場合は、少しだけ調整をしていきましょう。