【定期テスト・高校受験対策に効く】問題集の効果的な使い方
定期テスト対策:「まとめノート」と「問題集」を併用する
定期テストの対策として効果的なのが、出題範囲についての内容をまとめた「まとめノート」と「問題集」を併用して勉強する方法です。使用する問題集は、学校で配布される教科書傍用のものや、教科書の内容に沿った市販のものが望ましいでしょう。
「まとめノート」と「問題集」を使った定期テスト対策の具体的なスケジュールをご紹介します。
①テスト1週間前
・出題範囲の把握をする
・問題集の問題のコピー(2回目用)をとる
②テスト4日前まで
・出題範囲の教科書の内容をまとめた「まとめノート」を作る
・問題集の問題を解く(1回目)
③テスト3日前から前日まで
・まとめノートの確認をする
・問題の解き直しをする(2回目)
このように、まとめノートで内容を理解しながら、出題範囲の問題を2回行うことで、定期テストで得点する力をつけることができます。また、前日までに終了するように余裕を持ったスケジューリングをすることで、勉強の進み具合のずれや体調不良といったトラブルにも対応できます。
高校受験対策:問題集は目的別に選び、着実にこなす
高校受験対策では、目的によって適切に問題集を選ぶことが重要です。状況に合わせた問題集の選び方は次のとおりです。
受験する高校に合わせて過去問を選ぶ
・公立高校を受験する場合:全国の公立高校入試の過去問の載った問題集を選ぶ
・国立や難関私大を受験する場合:難易度が高い過去問の載った問題集を選ぶ
レベルや分野に合わせて選ぶ
・苦手分野を攻略したいとき:苦手分野の分野別問題集の中から、自分のレベルに合ったものを選ぶ
・基礎から学び直したいとき:参考書と問題集がセットになっているものを選ぶ
適切な問題集を選ぶことができたら、着実に問題をこなして受験で問われる問題形式に慣れましょう。これにより、分かったつもりになっていた部分を再確認することができ、受験で力を発揮するための実践力を身につけることができます。