奨学金制度も!サイバー大学の卒業までにかかる費用とは?

ソフトバンクが創設したサイバー大学では、すべてオンラインで完結して大学卒業資格を取得できます。講義は、各界の著名な講師から最新のITなどについて学ぶことができます。「高度IT人材」の輩出を目的に掲げているのがサイバー大学です。今回は、サイバー大学で学ぶのに必要な学費やサポート制度についてご紹介します。

サイバー大学の学費について

必要な学費

サイバー大学に通うために必要な学費は、次の通りです。

・入学検定料 10,000円
・入学金100,000円
・授業料21,000円×単位数
・学籍管理料12,000円×学期
・システム利用料16,000円×学期

入学時に必要な金額は、入学検定料10,000円と入学金100,000円の110,000円のみ。授業料は、固定制ではなく、単位制です。各学期での最低履修単位数は原則8単位ですが、自分の都合に合わせて履修のペースを決めることが可能。卒業までに必要な単位数は124単位で、1単位あたり21,000円ですから、卒業までにかかる授業料は、2,604,000円です。

なお、再履修や124単位以上を履修する場合には、別途授業料がかかります。また、上記に加えて、教材費や通信費などの費用が発生する可能性もあります。

学費の特徴

学費の特徴について、3つポイントがあります。まず、「在籍年数が増えても授業料が変わらない」点です。最長8年間在籍しても、学籍管理料、システム利用料での変動はありますが、卒業に必要な最低単位数は変わりません。授業料も124単位以上取らなければ変わることはありません。

2つ目は、「学びやすさの優先」です。サイバー大学は、学生の学びやすさを優先するために、入学検定料と入学金を低価格にしています。学籍管理料やシステム利用料についても、低価格になっています。3点目は、「編入学・転入学・単位認定による授業料の負担軽減」です。編入学や転入学を受け入れ、授業料を軽減しています。詳しくは次でご説明します。

編入学・転入学の学費

基本的に、入学検定料や入学金の額は通常入学と同じです。ただし、期間中に出願すれば、入学金を免除もしくは減免されます。編入学や転入学の場合、ほかの大学などで修得した単位をサイバー大学の履修科目としてみなし、単位を認定しています。

・3年次に編入する場合
対象となるのは、他大学を卒業、2年間以上在籍して62単位以上修得している人、短大を卒業している人、専門学校を卒業している人、専修学校の専門課程を修了している人です。最大で62単位を認定します。また、個別認定や資格で単位を認定する制度も設けています。

・2年次に編集する場合
他大学に1年間以上在籍して、30単位以上修得している人が対象です。最大で30単位を認定してもらえます。

学費のサポート

状況によっては「なるべく現時点でかかる学費を少なくしたい」と考えている方もいるでしょう。サイバー大学では、奨学金や学費ローンを活用できます。

学業優秀者奨学金

サイバー大学では、勉学奨励を目的に成績優秀者の学期授業料を免除する「学業優秀者奨学金」を用意しています。修得単位数に応じて、ステージAからCを設け、各ステージ成績上位者10名、合計30名を対象にしています。ステージAは習得単位が0~30単位、ステージBは習得単位が31~60単位、ステージCは習得単位が61単位以上の学生となっています。

・各ステージの1位
16単位の授業料(336,000円相当)を免除

・各ステージの2位
8単位の授業料(168,000円相当)を免除

・各ステージの3位
5単位の授業料(105,000円相当)を免除

・各ステージ4位~10位
3単位の授業料(63,000相当)を免除

そのほか、注意事項は、下記のとおりです。

減免額の現金支給は一切行いません。
減免は、翌学期のみ有効です。翌々学期以降への持ち越しはできません。
減免適用された学期の履修放棄申請はできません。
減免対象は翌学期の授業料のため、翌学期に卒業している場合は対象外となります。
減免適用された学期は、他の減免施策との併用はできません。
本制度ついては学期毎に見直しを行い制度内容を変更する場合があります。

(引用元:学業優秀者奨学金|サイバー大学

日本学生支援機構

独立行政法人日本学生支援機構が運営する貸与奨学金を提供しています。経済的な理由で優秀な学生が修学困難となることを避けるため、学資の貸与を行う制度です。募集は毎年春に大学で行われます。
奨学金の種類は、主に2種類です。

・第一種奨学金(無利息)
特に優れた学生で、経済的理由で著しく就学するのが困難な人に貸与しています。貸与月額は、学内及び日本学生支援機構によって決められます。
条件は、1年次で「高校または専修学校高等課程最終2か年の成績の平均が3.5以上」もしくは「高等学校卒業程度認定試験合格者」、2年次以降で「本人の属する学部(科)の上位1/3以内」です。4人世帯で自宅にいる場合としており、給与所得世帯は747万円、給与所得以外の世帯は349万円としています。

・第二種奨学金(利息付)
在学中は無利息ですが、卒業後は年3%を上限に利息がつきます。利率固定方式と利率見直し方式を用意しています。
申し込みに必要な学力は、次のいずれかに当てはまる人です。「出身学校または在籍する学校における成績が平均水準以上と認められる人」、「特定の分野で特に優れた資質能力を有すると認められる人」「学修に意欲があり学業を確実に修了できる見込があると認められる人」、「高等学校卒業程度認定試験合格者で、上記のいずれかに準ずると認められる人」。4人世帯で自宅に住んでいる場合、給与所得世帯は1,143万円、給与所得以外の世帯は735万円としています。

学資ローン オリコ

株式会社オリエントコーポレーションが提供する『学費サポートプラン』というものがあります。簡単な申込手続きで、利用可能な学費を分割納付できる制度です。返済方法を選ぶことができ、オリコからサイバー大学に直接立て替えて支払いするため、振り込みの手間を省くことができます。
条件は、「サイバー大学に入学または在学する学生の親権者(法定代理人)、およびサイバー大学に入学または在学する本人」「定期収入がある方」「オリコの審査に通った方」をすべて満たす人です。

一般大学と学費を比較

サイバー大学でかかる学費と一般大学と比較すると、どういった違いがあるのでしょうか。日本政策金融公庫の「教育費負担の実態調査結果」(2017年度)によれば、子供1人あたりの年間在学費用は、大学が153.0万円。さらに、私立大学の年間在学費用は理系で180.2万円、文系で161.3万円となっています。卒業に必要な124単位をバランスよく1年間で31単位修得した場合、サイバー大学での学費は、707,000円(授業料21,000円×31単位+学籍管理料12,000円×2期+システム利用料16,000円×2期)で他大学の学費よりも大幅に軽減されています。
また、国民生活金融公庫の「平成29年教育費用負担の調査」によれば、4年間でかかる費用(授業料・通学費などの学校教育費)は、国立大学で4,340,000円、私立文系で6,452,000円、私立理系で7,208,000円です。それに比べて、サイバー大学の4年間の費用は、2,828,000円。比較的安くなります。

おわりに

一般大学と比べれば、柔軟性のある履修プランで学費を安く抑えることができるのが特徴です。また、必要に応じて学費のサポート制度を活用できます。子供や家庭の状況に合わせて、履修プランや学費の支払いについて検討してみてはいかがでしょうか。

参考

学費について|サイバー大学
学びやすい学費|サイバー大学
学費・奨学金|サイバー大学
平成 29 年度「教育費負担の実態調査結果」~|日本政策金融公庫

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