『君の膵臓をたべたい』の読書感想文を書く際のポイントとは?

映画化、アニメーション化されたことで人気に火が付いた『君の膵臓をたべたい』(双葉社)は、小説家・住野よるによる青春小説です。当記事では、そんな多くの人に愛される『君の膵臓をたべたい』の読書感想文を書く際のポイントやコツを、例文と共に紹介していきます。

『君の膵臓をたべたい』の読書感想文を書くポイント

では、『君の膵臓をたべたい』の読書感想文を書くための具体的なポイントをチェックしていきましょう。

『君の膵臓をたべたい』を読んだきっかけ

まず、読書感想文の冒頭では、その本を読んだきっかけや本との出会いを簡潔に書くと良いでしょう。読書感想文を読む側も、読書感想文の著者の気持ちに、より感情移入しやすくなります。以下の例文を参考にしてください。

例文
インパクトのあるタイトルに惹きつけられて、思わずこの本を手に取った。「君の膵臓をたべたい」それは、私自身は口に出したこともないし、思ったこともない台詞である。繊細で美しい桜の絵の表紙と相反する衝撃的なタイトル。どんなストーリーなのか気になって仕方なく、性急にページを捲った。
『君の膵臓をたべたい』は、印象的なタイトルが魅力の1つです。タイトルに惹かれて本を選んだ人は参考にしてください。

例文
映像化された『君の膵臓をたべたい』を観た時に得た衝撃を、今の自分で再び味わいたい、と思い、改めて小説『君の膵臓をたべたい』を読むことにした。
先に映画などで『君の膵臓をたべたい』を知っていた場合に使える例文です。なぜ今の自分にこの本が必要だったのかを書く布石としても使えます。

『君の膵臓をたべたい』を読んで印象的だった箇所

最も印象的だった箇所について、まず内容を簡潔に記載します。ストーリーを知らない人が読んでも分かるように、前後を含めて分かりやすくまとめましょう。また、それはどうして自分にとって印象的だったのかを記載しましょう。以下の例文を参考にしてください。

例文
自身の余命を知っていた桜良は、どんな思いで日々を過ごしていたのだろう。もし自分だったら、桜良のように明るく友達と話したり、元気に学校に通うことはできるだろうか。桜良の葛藤を探ろうとすればするほど、桜良という人物に惹かれ、憧れを抱くようになった。
人と関わろうとしなかった春樹が、桜良に振り回されながらも、人と向き合っていくようになった姿は、人見知りだった私の世界を広げてくれた気がした。
ある日突然大切な人を失ってしまう悲しみは計り知れない。春樹は、桜良が病気ではなく、事故で死んでしまうとは思ってもいなかっただろう。
登場人物に感情移入し、自分と照らし合わせたり、共感したことを伝えるときに使える例文です。

『君の膵臓をたべたい』から今後に生かせること

今後に生かせることは、前述の「『君の膵臓をたべたい』を読んで印象的だった箇所」と関連づけると良いでしょう。まず印象的だったシーンや台詞から何を学んだのかを簡潔に書きます。以下の例文を参考にしてください。

例文
自分が病に侵されていることを知りながらも、全力で人生を謳歌し、天真爛漫に生きる咲良から、1日1日を大切にしなければならないということを学んだ。
誰もが命の期限が決められている。それは目に見えるものではない。しかし、桜良は膵臓の病気によって余命宣告されており、逆にその期間までは生きられると安心してしまっていたのではないだろうか。私は、事故によって突然死んでしまった桜良を想う春樹から、伝えたい想いは都度伝えるべきだということを学んだ。

次に、それを今後の自分の人生にどう生かしていきたいのかを具体的に書きます。

例文
今までの私は、ただなんとなく周りに流されるように日々を過ごしてきた。しかし、『君の膵臓をたべたい』の桜良から毎日を全力で生きることを学んだ。今後は、桜良のようにやりたいことのリストを作り、目標を持って生きていくことを決めた。
この先も、伝えたい想いが伝えられない場面は、幾つもあるだろう。その時に、『君の膵臓をたべたい』を思い出し、自分自身を勇気づけられるようにしたい。

このように『君の膵臓をたべたい』と自分自身を結びつけ、今後の展望を記し、結びとします。