桐蔭学園小学部の特徴や受験情報をくわしく解説! - cocoiro(ココイロ)

英語授業が全学年で週に2回あったり、児童用のパソコンが多数設置されていたりして、IT教育も充実している桐蔭学園小学部。他にもアクティブラーニング型授業を取り入れたり、3年生から教科担任制だったりと、私立ならではの教育を行っています。当記事では桐蔭学園小学部について詳しく紹介します。

桐蔭学園小学部の概要

沿革・理念・校訓

桐蔭学園小学部は、神奈川県横浜市青葉区鉄(くろがね)町に所在する私立小学校です。設置者である学校法人桐蔭学園は、1964(昭和39)年に柴田周吉氏により設立され、桐蔭学園小学部は1967(昭和42)年に開設されました。

桐蔭学園の建学の精神はこちらです。

建学の精神:
・社会連帯を基調とした、義務を実行する自由人たれ。
・学問に徹し、求学の精神の持ち主たれ。
・道義の精神を高揚し、誇り高き人格者たれ。
・国を愛し、民族を愛する国民たれ。
・自然を愛し、平和を愛する国際人たれ。

(引用元:建学の精神・校訓|学校法人桐蔭学園

桐蔭学園小学部の校訓と教育ビジョンは次のとおりです。

校訓:
・すべてのことに「まこと」をつくそう。
・最後までやり抜く「強い意志」を養おう。
教育ビジョン:
・「自ら考え判断し行動できるこどもたち」を育てる

(引用元:桐蔭学園小学部|小学部の教育

桐蔭の名前には、桐には「瑞鳥」である「鳳凰」が宿るとされており、その力を養うのが「桐樹」だ、という由来があります。また、桐蔭学園の校章の『五三の桐』は、歴代理事長の母校である東京高等師範学校(現筑波大学)にちなんでいます。

なお、宗教系の学校ではなく、大阪桐蔭高校や和歌山県立桐蔭高校とは直接的な関係はありません。

所在地・学校施設

桐蔭学園小学部は、系列の学校や附属施設とともに、横浜市青葉区に設置されています。

所在地:
〒225-8502
神奈川県横浜市青葉区鉄町1614

学校の主な施設や設備は、以下の通りです。
・校舎:1986年完成、第2校舎(5年、6年向け)は2008年完成
・教室:冷暖房あり、電子黒板
・校庭:土、1周200m、排水設備完備
・プール:屋内、25m×6コース
・その他:図書館、コンピュータ室、シンフォニーホール、実習田など

セキュリティや災害対策が充実しています。
・警備員
・防犯カメラ
・在校時施錠
・入校証
・登下校通知システム
・メール緊急連絡システム
・緊急地震速報
・災害時用備蓄
・災害マニュアル

スクールライフ

男女共学で、男女比は約2:1です。1クラスの児童数は約35名、クラスは2年に1度替わります。学校は、ブレザーの制服と制鞄を用意していて、2018年度入学の小学部児童から、新制服が採用されました。

学期は3学期制です。土曜日は、4年生以下はお休み(週5日制)で、5~6年生は隔週で登校します。昼食は主に給食ですが、水曜日のみお弁当となります。

また、アフタースクール(学童保育)が18:30まで利用できます(NPO法人運営、有料希望制)。多彩なプログラムが用意されており、おやつも提供されます。