最近、メディアでは「恋愛が低年齢化している」などと報じられることがあります。他人ごとかと思っていたけれど、実は小学生の我が子にも彼女ができた! という親もいるかもしれません。当記事では小学生のデートの内容や、カップルが成立した際の親の対応方法についてご紹介します。
もくじ
小学生でも彼女がいるのは当たり前?
小学生といえば、男女混合のグループで仲良く遊んでいるところを見かけることも多いでしょう。その様子は一見すると、仲の良い友達グループに見えるかもしれません。男女の境なく仲が良く見える小学生にも、カップルとして交際する男女はいるのでしょうか?
高学年の約10人に1人が「交際経験あり」
実際にどれくらいの小学生に恋人がいるのか、アンケート調査の結果をご紹介します。ベネッセ教育情報サイトは2012年12月、全国の小5〜大学1年生までの子供を持つ保護者1,478人に、子供のバレンタインデーと恋愛状況について問うアンケート調査を行いました。
調査の中で、子供の恋愛状況について把握している場合、子供に男女交際の経験があるかどうかを尋ねています。学年別の回答結果は以下のようものになりました。
(引用元:どこまでご存じ!? お子さまのバレンタイン&恋愛状況|ベネッセ教育情報サイト)
小学5年生と6年生の結果を平均すると、実に高学年の10人に1人が「交際経験あり」ということが分かりました。1クラスが40人だとすると、1クラスに最大2組のカップルがいる、ということになります。
実は彼女がいる?恋愛の話を親にする子は4割
上記の結果はあくまでも、子供の恋愛状況を把握している親に回答してもらったアンケートです。中には親にはなかなか自分の恋愛事情について話せない、という子供もいるでしょう。
ベネッセ教育情報サイトによる同調査では、子供がどの程度親に恋愛の話をするかについても調査をしています。学年別の回答の結果は、以下のようになりました。
(引用元:どこまでご存じ!? お子さまのバレンタイン&恋愛状況|ベネッセ教育情報サイト)
調査の結果、小学校高学年の4割が親に恋愛の話を一部、または全て話すということが分かりました。一方で、あまり恋愛の話を親にしないという子供が6割いるということも分かります。「我が子はまだ恋愛なんてしていない!」と思っていても、実は親には話していないだけなのかもしれません。