どうすれば合格できる?慶應義塾横浜初等部の特色とは - cocoiro(ココイロ) - Page 2

入試について

小学校受験として慶應義塾横浜初等部を検討している方にとって気になるのが、入試についてです。例年の受験者数や偏差値、試験内容はどういったものなのでしょうか。

例年の受験者数

2019年度の募集概要では、男子66名、女子42名の合計108名が募集人数となっています。また、気になる志願者数は、公式HPの発表によると、男子763名、女子636名の計1,399名となっていることから、男女ともに受験者数が大幅に上回っており、人気の高さがうかがえます。また、倍率としては、男女ともに10倍以上となっています。

慶應義塾横浜初等部は、同系列校の慶應義塾幼稚舎との併願が可能なため、2校受験する子供もいるようです。

試験内容について

小学校受験の対策としては、何が必要なのでしょうか。紹介状や推薦状の必要はなく、幼稚園や保育園への通園の有無も受験には影響がないといわれている慶應義塾横浜初等部。気になる試験内容ですが、図形・数量・言語・話の記憶・常識問題などのペーパーテストのほか、指示行動・運動テスト・絵画工作テスト・行動観察が主なテスト内容とされています。試験は生年月日順に実施され、保護者面接がない点は大きな特徴ともいわれています。

理解力や注意力、聞き取る力など、面接で求められる能力はあらかじめ家庭でも実践しておくことで、受験対策となりそうです。

受験方法や学費について

それでは次に、慶應義塾横浜初等部の受験方法や、気になる学費、学校でかかる費用などについて紹介します。

受け付けは郵送のみ

慶應義塾横浜初等部の受験方法ですが、受付は郵送のみとなっています。2018年度は受付期間が10月1日(月)・10月2日(火)となっており、1次試験が11月9日(金)、1次試験に合格した子供のみが受けることができる2次試験は 11月19日(月)~22日(木)のうちの1日となっています。提出書類は入学志願書、ほかにも健康調査書や幼児調査書などの書類を提出するようです。

学費は6年間で900万円以上?

慶應義塾横浜初等部の学費ですが、入学に必要な費用としては、以下のものがあります。

  • 入学金 34万円
  • 授業料(年額) 94万円
  • 施設設備費(年額) 45万円
  • 教材費(年額) 2万円
  • 給食費(年額))11万円

授業料・施設設備費、教材費・給食費は、1年で合計約152万円ほどとなるため、小学校6年間で約900万円ほとかかる計算となります。また、このほかにもクラス費や寄付金などもあるため、私立の小学校の中でも学費が高いといえるでしょう。受験を検討している方は、あらかじめ学費にかかる資金についても検討した上で、受験するようにしましょう。