入学した子はどんな学校生活が送れるの?
入学した子は、どんな小学校生活を送ることができるのでしょうか。津田学園小学校の特色ついてご紹介します。
運動・読書・計算が毎朝の日課
登校して子供たちが毎朝、最初にすることは「運動の時間」。全校児童が校庭で5分間の持久走を行います。
その後の「朝の会」では「読書の時間」と「計算の時間」がそれぞれ10分程度行われます。津田学園小学校では「読む力」「書く力」「計算力」「表現力」の4つの力を育てることで確かな学力を培っていきます。「読書の時間」は読み聞かせや音読、群読など工夫した活動を行っています。毎朝続けて行うことで、4つの力を伸ばすことにつながりそうです。
教科担任制の40分授業
「教科担任制」を中心とした授業で、子供たちはそれぞれの教科を専門的な知識を持つ先生から学ぶことができます。水泳指導・書写指導・礼法指導なども専門家から指導を受けることができます。複数の教師が子供たちに関わっていくことで、さまざまな人間関係を築くことができ、社会性もはぐくまれます。
子供たちの考えや意見を中心にした学び合う授業を展開している津田学園小学校。より主体的に学ぶことで、論理的思考力・表現力を培うことを目指しています。
すべての授業の始まりと終わりは、礼法の授業で学ぶ礼を行います。気持ちを正し、学習への集中力を高めることができるのではないでしょうか。
全ての学年で系統的な英語教育
1年生から週2時間の英語の授業を実施。6年間を見据えたオリジナルのカリキュラムで読む・書く・聞く・話すの英語の4技能を総合的に伸ばす英語教育を行っています。
子供たちの英語力は、年に一度受験するJETという子供のための英語テストで見取ります。児童の英語の定着度を知ることで学習方針を決めることに役立てているそう。テストを受けて自分の力を客観的に知ることは、子供自身の英語学習への意欲の向上にもつながります。
休み時間は敷地内の里山へ
津田学園小学校には敷地内に里山があり、豊かな自然があふれています。休み時間には、校庭でボール遊びなどを楽しむこともできますが、樹林で草木や昆虫と触れ合うこともできます。学校にいながら樹林に囲まれて過ごすことができる学校は多くないのではないでしょうか。
この里山の自然は、遊び場としてだけでなく授業としても活用されています。生活科・理科・社会科などでは自然と触れ合う体験学習を多く行ったり、農作物を育てる経験をすることができ、体験から実感を伴った学びを得ることが期待できます。
アフタースクール・課外教室で放課後もサポート
放課後は18時まで学校で子供たちを預かってくれるアフタースクールを行っています。さらに、学園の敷地内で課外教室を行っており、学校から直接移動しての受講が可能です。解説されている課外教室はサッカー・水泳・剣道・新体操・テニス・体操・バレエ・書道・音楽・キッズパソコンの10講座。学校の敷地内ですのでお子さんの興味に合わせて安心して受講させることができるでしょう。
受験の基本情報
たくさんの魅力ある教育を行っている津田学園小学校ですが、入学するためには入学試験に合格することが必須です。受験の基本情報は次の通りです。
募集人数・倍率は?
募集人数は60名(男女比率なし)。受験者数や倍率については公表されていません。参考までに2018年度の1年生は52名(男子27名、女子25名)、2年生は46名(男子28名、女子18名)です。
学費はどのくらいかかる?
入学時の納付金が245,000円、授業料など毎月の納付金が40,600円です。ほかに児童の会・保護者の会に合わせて年間4,800円かかります。
内部進学はできる?津田学園中学校の偏差値は?
日本一わかりやすい小学校受験大百科2018完全保存版によると、6ヶ年の一貫教育校である津田学園中学校・高等学校への内部進学率は25%です。みんなの中学情報によると津田学園中学校の2018年の偏差値は44。進学条件は外部からの受験生と同等で、入学試験を受ける必要があります。外部の中学校を受験する際は、内部進学の権利を有したまま他校の受験が可能です。