カトリックで心の教育・聖ドミニコ学園小学校の学校生活・受験情報 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

入学した子はどんな学校生活が送れるの?

聖ドミニコ学園小学校に入学した子供は、どんな小学校生活を送るのでしょうか。聖ドミニコ学園小学校の特色についてご紹介します。

朝は朝礼の中でお祈りからスタート

聖ドミニコ学園小学校の朝は、朝礼のお祈りからスタート。火曜日は読書朝礼、水曜日は音楽朝礼、木曜日は全校児童が集っての聖堂朝礼を行っています。カトリックの世界観に基づいた心の教育をしているため、お祈りの時間を大切にしている聖ドミニコ学園小学校。人を愛することのできる心の優しさ、思いやり、温かさを教育の基本と捉えています。1日の終わりもお祈りによって締めくくられます。

授業は10教科を専科教師が指導

宗教、英語、フランス語、作文、書き方、体育、ダンス、音楽、図工、理科の10教科を専科教師が指導しています。専科教師だからこそ、教科の魅力やおもしろさが伝わりやすく、子供たちの学習意欲も高まりそうです。

また、書き方や英語、フランス語、算数の4教科ではチームティーチングで1クラスに2人の先生がついて指導を行っています。子供を複数の目で見守ることで子供たちのつまずきに対応しやすくなり、学習の基本がしっかりと身につけられそうです。

1年生から続ける学校独自の授業

学校独自のカリキュラムとして、フランス語、作文、ダンスの授業が行われています。

フランス語の授業

1年生から週に2時間の英語の学習をするほかに、毎週1時間のフランス語の授業も行われています。まだ小さな1年生のうちからネイティブ講師に学ぶことで国際感覚が養われ、異なる文化を自然に受け入れられる子供に育てられます。歌でフランス語を楽しく学ぶ時間と、文法をしっかり学ぶ時間に分けられているので、英語に加えて、フランス語の習得も期待できます。

作文の授業

表現力育成のため、1年生から週に1度行われている作文の授業。1ヶ月で1枚の作品を書き上げます。書くことに苦手意識のある子供は多いですが、1年生から継続して行うことで書くことに慣れ、自分の考えを表現する手段を身につけることができそうです。

ダンスの授業

公立校でも体育の時間にダンスを採用するようになったことは話題になりましたが、聖ドミニコ学園小学校では体育とは別に週1時間ダンスの授業があります。創作ダンスで自分の考えを体を使って表現する力を高められるでしょう。

受験の基本情報

聖ドミニコ学園小学校に入学するためには、入学試験に合格することが必須です。受験の基本情報は以下のとおりです。

募集人数・倍率は?

試験はA・B・Cの3つの日程で行われます。2018年度の受験の募集人数や倍率は下記のとおりでした。

    • 募集人数 A日程30名、 B日程30名、 C日程若干名
志願者 A・B日程 合計251名  C日程 193名
受験者 A・B日程合計129名 C日程42名
合格者 A・B日程合計 87名 C日程5名
倍率 A・B日程合計1.5  C日程8.4

 

学費はどのくらいかかる?

2017年度は、入学時に入学金と施設拡充費で400,000円、入学後に授業利用等合わせて707,400円かかります。初年度は合計で1,107,400円が必要となります。

内部進学はできる?偏差値は?

中高一貫の女子校である聖ドミニコ学園中学校への進学は、推薦制度が設けられています。内部進学率は女子児童のおよそ8割。「みんなの中学情報 」によると、学校の偏差値は49です。

男子児童は外部の中学校に進学することになりますが、学校では受験対策のために特別な授業を行なっているという情報は公表していません。