聖ヨゼフ学園小学校は、横浜市に所在するカトリック系の小学校です。吹き抜けの中庭(アトリウム)にある優しい色で描かれた大きなモザイク壁画がとても印象的なキャンパスに、小学生から高校生までが通っています。当記事では、聖ヨゼフ学園小学校の教育や学校生活、受験情報などについてご紹介します。
もくじ
聖ヨゼフ学園小学校の教育の特色
進んで学び働く子
仲良く力を合わせる子
ねばり強くがんばる子
(引用元:教育目標|聖ヨゼフ学園小学校)
聖ヨゼフ学園小学校は、これらの教育目標に基づいて、主体性や問題解決能力を備えた子供たちを育てるために熱心な教育に取り組んでいます。ここでは、聖ヨゼフ学園小学校の教育について詳しくご説明します。
国際バカロレア教育プログラム
聖ヨゼフ学園小学校の教育と特徴は、国際バカロレア教育プログラムを導入していることです。2018年に日本の小学校で初めて、国際バカロレアPYP(初等教育プログラム)校として認定されました。
国際バカロレアプログラムとは、スイスの国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラムで、国際的視野を持った人材を育成することを目的としています、聖ヨセフ学園小学校では、国際バカロレアPYPプログラムをとおして、子供たちが主体的に考え、自分で答えを見つける探求型の授業を展開しています。聖ヨセフ学園小学校の教育は、世界標準の教育プログラムに基づいたものであると言えるでしょう。
1年生から始まる英語教育
聖ヨゼフ学園小学校では、1年生から週2時間の英語の授業があります。学習の内容としては、コミュニケーションを中心に、低学年では音やリズム、単語力の強化を。高学年では英文法や読み書きに力を入れて指導しています。語学だけでなく、外国人先生との交流をとおして、子供たちの異文化間理解も図ります。
アフタースクール
聖ヨゼフ学園小学校では、アフタースクールを実施しています。「英語(検定・多読)」「そろばん」「算数パズル・漢字」「華道」「茶道」「筝曲」「書道」「日本舞踊」「ラテンハープ」などの講座が開講されており、希望する講座を子供たちが受講します。このアフタースクールプログラムをとおして、子供たちの思考力、想像力、表現力などを伸ばすことに取り組んでいます。
進路サポートが手厚い
系列校である聖ヨゼフ学園中学校は女子校なので、男子は全員中学受験をします。(聖ヨゼフ学園中学・高等学校も2020年度より共学校として募集開始予定)なので、4年生以上の男子希望者のために、放課後の受験対策クラスを設けています。
子供の理解度や進度によって教材がそれぞれ準備されており、2教科または4教科の選択が可能です。夏休みや冬休みにも開講されているので、男子児童にとっては嬉しい取り組みです。
気になる学費は?
平成31年度生 聖ヨゼフ学園小学校児童募集要項によると、入学時および月額経費は以下のとおりです。
入学時 | 入学金:200,000円 施設設備資金:140,000円 |
月額経費 | 授業料:32,000円 教育振興費:15,000円 IB教育費:20,000円 施設設備維持費:10,000円 ※教材費・宿泊体験学習費などは含まない |