成人式の準備はいつから始めればいい?
成人式の準備はいつから始めればいいでしょうか? 今回は、子供を持つ保護者へのアンケート調査をもとに、準備期間についてご紹介します。
振袖の準備
必ずと言っていいほど準備しなければならないのが、振袖や袴です。レンタルする場合は数に限りがあり、数ヶ月前などの準備では好みのデザインのものが予約できない可能性があります。
リビングひろしま.comは、子供を持つ保護者へ向けて成人式についてインターネット調査を行いました。その中で成人式の準備はいつごろから始めるかを調査しています。
回答の結果は以下のようになりました。
あなたの子どもや親類の子どもが二十歳のとき、成人式の準備はいつごろから始めますか。子どもが小さい親御さんも、そのときの状況を想定してお答えください
(参照元:成人の日・アンケート|リビングひろしま.com)
最も多かった回答は、「1年前から」という回答でした。1つ上の学年の成人式についてのニュースがテレビで報道され始めると、「来年の我が子の成人式を考えよう」という気持ちになるのかもしれません。
また、振袖や袴をレンタルする場合は、前年の成人式の終了後から受付を開始するお店もあります。予約の開始時期には予約が集中することもあり、我が子の成人式の1年前は、お店の混雑も予想される時期でもあるでしょう。
購入の場合は毎年新作が出されるため、「予約ができない!」ということはありません。ただし着物は1点物です。気に入ったデザインのものが売られているのを見かけても、購入を検討している間にほかの人に買われてしまうかもしれません。
まずは購入するかレンタルするかを決めてから、準備をし始める時期を検討していくといいでしょう。
前撮りはいつするもの?
振袖や袴を着る場合には、その姿を写真に残しておきたいという親も多いでしょう。もしも前撮りをする場合は、いつごろに行うべきなのでしょうか?
前撮りをする時期には個人差があり、具体的には決まっていません。着物をレンタルする場合は手元に着物が届くまで時間がかかることもあり、時期を自由に選べない可能性もあります。
子供が地元を離れて暮らしている場合には、帰省するタイミングに合わせて前撮りを行う必要もあるでしょう。そのため、ゴールデンウィークやお盆のころに前撮りをする人もいます。前撮りの時期に合わせて着物が手配できるよう、スケジュールを逆算し、調整する必要がなるでしょう。
着付けをした状態での写真撮影は、成人式の当日でも可能です。ただし成人式の前は早朝から準備に時間を費やすため、写真を撮る時間はなかなかとれません。式が終わった後に撮影することになります。
前撮りをすることで、事前に「振袖はどれくらい動きづらいのか?」、「ヘアメイクにはどれくらいの時間がかかるのか?」、「望んでいるヘアスタイルは実現可能なのか?」などを細かく知っておくことができます。もしも前撮りを成人式の前にできない場合は、成人式当日の服装やヘアメイク、実際にかかる時間などをよくシミュレーションしておきましょう。
着付けのための美容院の予約は?
当日への準備で必要なことの1つに、美容院予約が挙げられます。美容院の中には、着付け・メイク・ヘアメイクのすべてを行ってもらえる場所もあります。人気のスタイリストのいるお店は予約が埋まりやすいため、ヘアスタイルにこだわりたい場合は準備に早く取り掛かりましょう。
美容院によって予約の受付開始時期は異なります。もしも普段から通っている美容院で対応してもらえるのであれば、事前に相談しておくといいでしょう。また、着物を手配する呉服屋によっては提携している美容院があることもあります。着物を検討する際に、美容院についても相談するといいでしょう。
会場の近くなど普段通っていない美容院にお願いする場合は、遅くても10月ころには予約をいれる必要があります。インターネット上の美容院予約サイトでは、成人式予約用のページが用意されていることもあります。希望の時間帯も重複しやすいため、こまめに情報を確認しましょう。
また、特に女性の場合は好みのヘアスタイルに必要なグッズもさまざまあります。細かなヘアピンなどは美容院で用意があるものもありますが、メインとなる髪飾りは自分で用意したい! という人もいるでしょう。振袖との組み合わせも大切になるため、着物を手配する際に同時に髪型や飾りを手配できるといいかもしれません。