英語に対する苦手意識を克服する方法とは?
英語が苦手になってしまう原因をご紹介しましたが、苦手意識を克服するためにはどのような方法があるのでしょうか。ここでは、子供が英語好きになるヒントを挙げています。親が協力できることばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
英語を学ぶ目的を見つける
何を学ぶ上でも目的やモチベーション、興味を持つことが大切です。2014年に文部科学省が小・中学生と学級担任を対象に行った「小学校外国語活動実施状況調査」によると、「これから英語を使ってしてみたいことは何ですか」という問いに、小学5.6年生の84.4%が「海外旅行に行くこと」、77.1%が「外国の人と友達になること」、75.5%が「外国人と話すこと」と回答しています。
(参照元:平成26年度「小学校外国語活動実施状況調査」の結果について|文部科学省)
英語の学習自体を目的とせず、調査結果の回答のように「子供自身が英語で何をしたいのか」を目的にすると、学習への意欲が高まり、学ぶスピードも向上することです。子供が目的を見つけられずにいる場合は、親が見つける手伝いをしてあげましょう。
英語の得意分野を伸ばす
苦手意識は「できない」という思いが強くなったときに芽生え始めます。そこで、英語の中で比較的得意な分野を伸ばすことに力を入れてみましょう。少しずつでも上達を感じられれば、「できる」という気持ちが強まり自信がつきます。自信がつけば英語学習が楽しくなり、苦手な分野にも取り組んでみようという気になれるかもしれません。
英語は楽しいものだと思わせる
英語は日本語同様に言語です。言語は他者とのコミュニケーションを図るためのものであり、本来は楽しいはずのもの。子供は「勉強」と意識すると、「つまらない」「おもしろくない」と思い始め、徐々に興味・関心を失ってしまいます。英語は楽しいものだと思わせるためにも、遊びのような感覚で取り組むと良いでしょう。