苦手科目を克服する方法は?おすすめの勉強法を紹介 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

苦手科目の具体的な勉強法

苦手科目の具体的な勉強法
次に、苦手科目の勉強に取り組むときの具体的な方法についてご紹介します。

毎日の復習から始めてみる

「分からない」という意識を持たないためにも、まずは毎日の授業で習ったことの復習を始めてみましょう。復習をしながら「これはどういう意味だったかな?」と疑問が生じた場合は、次の日に先生に聞いてみるなどし、苦手な問題に対して早めに対処できるようにしましょう。

4教科の合計点を視野に、ゴールを設定する

苦手な科目ばかりに意識を集中させるのではなく、得意科目の勉強にも力を注ぐなど、バランスを意識して勉強することも大切です。苦手な教科に時間をかけすぎてしまうと、精神的な負担を増大させてしまうことにつながります。テストなどは4教科の合計点を視野に目標を設定し、「苦手科目はこの点数を目指せば大丈夫」というように、少しハードルを下げてみましょう。

教科ごとに対策をとる

教科によってはそれぞれ勉強法も異なります。苦手教科を勉強する際は、以下のような点を考慮してみましょう。

算数は基本問題からスタート

同じ問題に何度も取り組み、ミスをしない計算方法を徹底的に理解しましょう。基本的な考え方や図の描き方を習得できれば、応用問題も自然に解けるようになるため、子供が自信を持つことにつながります。算数は計算が基本ですので、とにかく計算方法を極めましょう。

国語はまずは音読から

親子でできる国語の勉強法に「音読」があります。音読を聞いてあげることで、語彙の意味を理解できているか、文章の流れを理解しているかといった確認もすることができます。子供自身も親が聞いてくれることで安心感や自信がつき、国語の授業で発表の場が与えられたときもプレッシャーを感じることなく読むことができます。

社会はゲーム感覚の暗記から

社会では地理や歴史など「暗記力」が求められます。子供が小さいうちは、まずは身近な食べ物の産地を地図で確認することから始め、歴史は声に出して音読しながら覚えるようにしましょう。カードなどを使い、スピードやテンポを使ってゲーム感覚で暗記をするのもおすすめです。

理科は身近なものから連想してみる

理科では難しい化学式や名称がでてきますが、家の中にある身近なものと結びつけて考えるのも1つの方法です。例えば、重曹にお湯を注ぐと泡が出てきますが、「この泡は炭酸水素ナトリウムが分解して出てきた二酸化炭素だよ」というように、身近なものをとおして興味や関心を持たせることで、学習意欲の向上につながるかもしれません。

化学に興味を持ち、「深く考えてみること」の面白さを日常生活にも取り入れてみましょう。