「子供部屋にできる部屋がない。」と悩む方は少なくないのではないでしょうか。子供の遊びスペースは作りたいけれど、なかなか部屋を確保することは難しいことです。当記事では、子供部屋がないことにおけるメリットやデメリット、工夫次第で簡単に作れる子供部屋について紹介します。
もくじ
子供部屋がないとどんなデメリットがあるの?
子供部屋がないと、子供にどんな影響を及ぼすのでしょうか。ここでは、子供部屋がないことにおけるメリットやデメリットをご紹介します。
自己管理がしづらくなる
子供部屋ができると、子供は自分の私物を管理したり、掃除をしたりといった「責任」が必要になります。しかし、自分の部屋がない場合、親が子供の私物をすべて管理することになるため、自己管理する力が育ちにくくなることが考えられます。部屋を掃除したり、片付けたりするなど、子供の自己管理能力を養うことが子供部屋の意味の1つと言えるでしょう。
自主性が養えない
子供が自ら物事を進めようとする自主性を身につけることも、子供部屋の大きなポイントです。仲の良い友達が遊びに来たりする場合は、子供部屋で遊ぶこともあるかもしれません。そんなときは積極的に子供部屋でコミュニケーションをとったり、事前に部屋を整理するなど、自ら考えて準備する力も養われます。
子供部屋を持たないと、そうした自主性を養える機会を得られないといったデメリットが考えられます。
勉強に集中できない
子供部屋がない場合は、勉強をするときにリビングなど共有スペースを使います。しかし、なかにはテレビの音が気になったり、周りの会話が気になったりと、集中できない子供もいるかもしれません。子供部屋があるとプライバシーも確保され、宿題や受験勉強などにも集中して取り組むことができます。
勉強に身が入らず、なかなか集中できない場合は、リビングなど共有スペースでの過ごし方を相談するなど、家族との協力が必要になります。
ストレスがたまってしまう
例えば、親や兄弟とケンカをしてしまったりすると、子供でも1人になりたいと思うかもしれません。しかし、子供部屋がないと結局家族と同じ空間にいることになりますので、余計にストレスがたまってしまいます。ストレスがたまることで家族との関係にわだかまりが生じたり、学校にもなかなか集中できないといった悪影響につながる可能性もあります。
交遊関係にも影響する
子供部屋がある場合、仲の良い友達を家に呼ぶことができるので、交友関係も有利に働きます。ときには部屋のレイアウトについて話をしてみたり、好きなおもちゃで一緒に遊ぶなど、友達との距離も近くなることが期待できます。子供部屋がない場合は家のリビングで一緒に遊ぶことができますが、なかには緊張したり気を遣ってしまったりする子供もいるかもしれません。
子供部屋の有無が交友関係に影響を及ぼすことも考えられます。