モンテッソーリ教育の第一人者を知る3冊
モンテッソーリ教育を開発したマリア・モンテッソーリについての本や、日本にモンテッソーリを普及させた第一人者の本を読むことで、いかにしてモンテッソーリが注目されるようになったのか、理解することができます。モンテッソーリを日本に広めた相良敦子の著書と、マリア・モンテッソーリについての本を紹介します。
お母さんの「発見」 モンテッソーリ教育で学ぶ子どもの見方・たすけ方
モンテッソーリ教育を日本に広めた第一人者と言われているのが、相良敦子です。モンテッソーリ教育についてしっかりと理解したい方や、子供への接し方に悩んでいる方におすすめの1冊が『お母さんの「発見」 モンテッソーリ教育で学ぶ子どもの見方・たすけ方』です。「こんなときは、どうすればいいのか」の事例を体験談をもとに紹介しているほか、実際にモンテッソーリ教育を受けた子供のその後の成長についても紹介されています。
お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる
相良敦子の著書でもう1冊おすすめしたいのが、『お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる』です。「敏感期」とは何か、塾やお稽古はいくつぐらい通わせるのが良いのかなど、子育てのよくある悩みについて、「親育て」というユニークな視点から解説しています。育児書のロングセラー本なので、一度は読んでみたい一冊です。
モンテッソーリ教育の実践理論―カリフォルニア・レクチュア
モンテッソーリ教育の開発者である、マリア・モンテッソーリの講義内容をまとめた一冊が『モンテッソーリ教育の実践理論―カリフォルニア・レクチュア』(著者:マリア・モンテッソーリ 、翻訳:クラウス・ルーメル ・江島 正子)です。1915年5月から9月までに行われた講義内容が収録されており、教育メソッドの中心である0歳から8歳までの子供たちの教具を使った実践理論などについて語っており、幼児教育における重要なガイドラインとなっています。