全国から入学が可能な通信制高校も
これまで「愛知県に本校キャンパスがある通信制高校」と「愛知県に学習センターがある通信制高校」について紹介してきましたが、本校のキャンパスや学習センターが愛知県内になくても入学できる通信制高校があります。それは、合宿型スクーリングと呼ばれる特別授業を実施している通信制高校です。
必要な単位は自宅学習で取得し、年1回、数日間リゾート地などで合宿型のスクーリングを行うことで、定期的に通学しなくても卒業が可能になります。全国から集まった生徒と修学旅行のような感覚で参加できるのが、合宿型スクーリングの魅力です。
以下の表は、全国から入学が可能で、合宿型のスクーリングを実施している通信制高校を一例として挙げたものです。
学校名 | 所在地 | スクーリング
会場 |
スクーリング
日数 |
スクーリング
内容 |
八洲学園大学 | 沖縄県国頭郡
本部町備瀬1249 |
八洲学園大学
国際高等学校 校内 |
年1回
5泊6日 |
マリンスポーツ
国際交流 沖縄文化体験 ほか |
屋久島おおぞら高等学校 | 鹿児島県熊毛郡
屋久島町平内34-2 |
屋久島おおぞら高等学校 校内 | 年1回
数日間 |
ウミガメの観察
米づくり 親子プログラム ほか |
参考
目的別おすすめ通信制高校
学校の一覧を見ても、どの学校が子供に合っているのかピンとこないかもしれません。そこで、学校を選ぶ方法の一例として、「学費・登校日数・交通アクセス」の3つの視点から、おすすめの通信制高校を選びました。
学費を安く抑えたいなら「愛知県立旭陵高等学校」
学費の安さを重視するのであれば、公立の通信制高校をおすすめします。県立高校の「愛知県立旭陵高等学校 通信制課程」では、年間の学費が3万~4万円と、私立の通信制高校と比べて非常に安く抑えることができます。
愛知県立旭陵高等学校の学費の内訳は、以下の表の通りです。
入学料 | 500円 |
授業料 | 9,000円程度 |
教材・教科書代 | 15,000円程度 |
その他の学校徴収金 | 8,000~9,000円程度
※卒業年次は別途3,000程度を加算 |
参考
さらに、授業料や教科書代は、所定の要件に該当すれば一部が免除となることがあります。
登校日数を少なくしたいなら「八洲学園大学国際高等学校」
定期的に登校するのが難しく、できるだけ登校日数を少なくしたいのであれば、合宿型スクーリングを実施している通信制高校をおすすめします。
「八洲学園大学国際高等学校」では、沖縄県北部のリゾートエリアで最短5泊6日の集中スクーリングを行います。年に1回、沖縄の大自然の中で過ごすことで、日常では味わえない経験をすることができます。
参考
通いやすさ重視なら「ヒューマンキャンパス高等学校」
交通アクセスの良さを重視するなら、名古屋駅から徒歩7分の「ヒューマンキャンパス高等学校 名古屋学習センター」がおすすめです。定期的に学習センターへ通う「通学コース」は、週1~5日のうち好きな登校頻度を選べる上に、指定登校日以外の日は、登校時間も下校時間も決まりがありません。大学入試相談などの進路指導も行っており、毎日登校して志望大学に合格した生徒もいます。
参考
おわりに
今回は愛知県から入学できる通信制高校として、「愛知県に本校キャンパスがある通信制高校」、「愛知県に学習センターがある通信制高校」、「合宿型のスクーリングを実施している通信制高校」と3パターンの通信制高校を紹介しました。愛知県内に本校がある学校は6校と限られていますが、キャンパスへの通学にこだわらなければ、選択肢は広がります。幅広い選択肢の中から、お子さんの学びたい分野や性格に合った学校選びをしてみてはいかがでしょうか。