九州国際大学付属中学校の特色は？偏差値・入試情報・進路情報も！ - cocoiro（ココイロ）

中学受験は子供だけではなく親にとっても大きな決断といえます。国公立・私立・男子校・女子校・共学校……さまざまな選択肢がある中で、どんな学校が子供に合っているのか、将来的に有意義な学校はどこなのかと頭を悩ませることも多いのではないでしょうか？

この記事では九州国際大学付属中学校についての情報をまとめました。教育内容や入試情報、学費などもご紹介しますので、ぜひ志望校選定の参考にしてください。

九州国際大学付属中学校とは

九州国際大学付属中学校は、福岡県北九州市にある男女共学の私立小学校です。名前からも分かる通り、九州国際大学の付属校として独自の教育を進めている学校です。

教育方針

九州国際大学付属中学校の教育目標は以下の2つです。

• 知・徳・体の調和のとれた生徒を育成する
• 個性や能力に基づいた進路希望を実現する

（引用元：教育目標｜九州国際大学付属中学校）

九州国際大学付属中学校のユニークな点は、原則として付属高校への進学は保障されますが、あえて公立高校の受験を推奨しているところです。現在の能力に甘んじることなく、自分の最大限の力を引き出すことに注力しています。

施設

九州国際大学付属中学校は、非常に恵まれた学習環境が整っています。耐震補強工事も完了し、全教室に冷暖房が完備されています。

• 第1グラウンド
• 第2グラウンド
• 第3グラウンド
• 第1体育館
• 第2体育館
• 第3体育館
• 音楽教室
• 美術教室
• 調理教室
• 理科教室
• 図書室
• 視聴覚教室
• 情報技術室
• 食堂
• 保健室

併設されている高校との共用部分もありますが、3つのグラウンドと3つの体育館を持つ学校はなかなかありません。子供がストレスなく過ごせる環境が整っています。

学校の全体図はこちら　⇒　http://www.959j.kif.ed.jp/about/facility/

アクセス

九州国際大学付属中学校へのアクセスは以下の通りです。

（交通アクセス｜九州国際大学付属中学校　より筆者作成）

九州国際大学付属中学校の学びの特色

私立中学校にはそれぞれ教育に特色があります。ここでは九州国際大学付属中学校の特色についてご紹介します。

こころcolorの体験学習

九州国際大学付属中学校では、「こころcolor運動」という独自の取り組みを行っています。

1. 豊富な学習体験を自発的に、積極的に、責任感を持って仲間とともに取り組み、
2. 挨拶の仕方、身だしなみ等を含めて「心から」「自分の色で」実践する運動です。

（引用元：教育活動の特色｜九州国際大学付属中学校）

豊富な体験学習を通じて、大切な中学時代の子供達が柔軟に学べる環境づくりに取り組んでいるのです。

命の尊さを学び合うAED講習会

1年生で心肺蘇生教室を実施しています。2年生の有志が1年生に教えるという方法を用いており、消防局の方の支援を受けながらAED講習会を行っています。

友との絆を深める宿泊研修

日常とは異なる環境で友人たちとともに生活することにより、絆を深めることができる研修が各学年に設けられています。

• 1年：自然体験教室（英彦山青年の家）
• 2年：古都探訪教室（京都他）
• 3年：海外体験教室（オーストラリア・1週間）

心身の鍛錬、自然と歴史に触れる北九ウォーク

心身の鍛錬を目的に、北九州の歴史や文化に触れる機会を作っています。

• 1年：帆柱連山登山（15㎞）
• 2年：ぐるっと洞海湾～昔と現在～（20㎞）
• 3年：長崎街道ウォーク（25㎞）

未見の我を発見するキャリアガイダンス

中学生のときから自分の将来を考える機会をつくるキャリアガイダンスを設けています。

• 1年：大学体験教室
• 2年：職業体験教室
• 3年：高校体験教室

事前に自分の知りたいことを明確にし、メモや写真など記録を残しながら自分のキャリアを考えさせます。

言葉とプレゼンテーション

日本語を磨くことと英語の能力を伸ばすこと、その2点を目標とし、各学年でさまざまなプレゼンテーションが行われています。

（教育活動の特色｜九州国際大学附属中学校　より筆者作成）