小学生のころはカラフルでボリューミーなドレスがかわいかった女の子たちも、中学生になると大人っぽいデザインを好むようになります。ドレスではなくスーツやワンピースを着る子供も増えてくるため、「同年代の中で浮かない」ことを重視する子供もいるかもしれません。
身長が伸び盛りであれば、今年1年しか着られないことを前提に選ぶ必要もありそうです。それぞれにニーズがある中でのドレス選びの方法をご紹介します。
中学生のドレス、選び方は?
実際に中学生の子供を持つ親がドレスを選ぶ基準はなんでしょうか? ネット通販サイトのユーザー口コミから、中学生の子供がいる購入者の注目しているポイントを探してみました。2019年6月14日時点での人気上位商品をもとにご紹介します。
大人用?キッズ用?サイズ感で選ぶ
サイズ感はキッズ用なら160〜170cm
ドレス選びでまず悩むのは、大人用を買うか、キッズ用の大きいサイズを買うかではないでしょうか。最近のキッズラインは150cm以上の大きいサイズが揃っていることがありますが、実際のところは満足いく商品なのでしょうか。
中1の娘に購入。154cm痩せ気味で胸囲74cm。他店同商品のサイズ表示がここより小さくて、不安に思い、事前にショップに身長と胸囲を伝え問い合わせメールをしたら、160でいいとの回答。他店のレビューでキツくて閉まらないや入らなくて…とかあったので、迷いに迷い170注文しました。結論、正解でした。
着丈は上の二重のオーガンジーがくるぶし位で、脇下は少しゆとりがあるので、両脇縫いを1cmつまんで縫うことにしましたが、ほぼぴったり。多分160だときつかったと思います。
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身長154cmの子供で、ドレスは170cmでジャストサイズだったという親のレビューがありました。思春期の子供は体形の変化が激しいので、低年齢のキッズデザインをそのまま大きくしたドレスの場合は注意が必要です。
ペダルを踏むときに邪魔にならないかどうかチェック
小学生のドレスはひざ丈程度のものが多いですが、中学生になると大人のようなロングドレスが増えてきます。大人はヒールを合わせることが多いですが、子供はフラットシューズで出演することもあります。そのため、ペダルまわりの足さばきができるかどうかは重要なポイントです。
153センチ38キロ、中学1年生の娘のピアノ発表会用に150センチパープルを購入。
丈は立位でくるぶしが出るくらい、座位で靴先が出るくらいで、ペダル裁きの邪魔にならないギリギリの丈でした。みなさんのレビューから160センチの方が良いのではないかと悩みましたが、娘の身長で160センチではペダルを踏む際に引っかかったであろうと思われます。娘の場合は150センチで正解でした。
購入者
こちらのドレスの場合、モデルは身長よりも少し大きいサイズのものを着用しています。そのため、商品写真ではしっかりくるぶしが隠れています。
しかし、実際にピアノを演奏することを考えるとくるぶしが見えるくらいの丈感でないと邪魔になるのではないか、という親のレビューがありました。落ち感がある素材の場合は特に脚にまとわりつく可能性があるので、注意が必要そうです。
キッズサイズだとバストがきついことも
中学生がキッズサイズを着られなくなる原因の1つにバストサイズがあります。基本的にキッズデザインは低年齢用を大きくしただけなので、バストが入らず購入を断念するというパターンが多いようです。
160ネイビーを購入しました。娘は身長155cm台ですが、バストが大きめで、子ども用のドレスで160cmを選んでもきついサイズが多く、ほとんどが体にサイズが合いませんでした。大人用の160cmを購入すると、やはり裾を擦ってしまい、とても着られた物ではなく、がっかりしていました。そんな中で、こちらのドレスに出会いました。ジュニア用ですが唯一バストにゆとりがあり、裾も擦らず、ちょうど良い感じでした。
購入者
子供用ではバストサイズが合わず、大人用では全体的に大きすぎるという悩みのある子供もいました。子供ごとに体形が特に大きく異なる年代でもあるので、ドレス選びは時間に余裕を持って始めておくと良さそうです。