不登校の専門機関・東京家学とは?活動内容や評判について紹介 - cocoiro(ココイロ)

近年では、子供が学校に通わなくなってしまったり、学校を中退してしまうなど、不登校に悩む家庭も増えてきているといいます。学校で相談窓口を設けていても、相談することが難しい子供もいるかもしれません、東京家学は、そんな子供をサポートし、社会復帰を目指す民間の専門機関です。今回は東京家学の概要や活動内容、評判についてご紹介します。

東京家学とは?

東京家学は関東や関西圏を中心に展開し、専門家による心理療法や進路相談、家庭カウンセリングなど、子供の学校復帰や社会復帰をサポートする機関として、数々の実績を残しています。まずは、どのような支援を受けることができるのか、気になる学費、授業内容などについてご紹介します。

どのような支援を受けることができるのか

子供が不登校になってしまう原因としては、経済的な理由や人間関係、ストレス、学習障害など、さまざまな要因が考えられます。子供の状況を見極めながら、基礎学力の向上を目指したい親御さんにとっては、フリースクールや通信制の学校も検討する必要があるかもしれません。東京家学では、主に3つのジャンルの支援を行っており、子供の状況に応じてサービスを利用できます。

訪問支援

東京家学では、訪問支援を行っています。「どうして学校へ行かないの?」「早く学校へ行きなさい!」と子供をしかってしまうと、子供はますます不安や反発心を抱くようになってしまいます。訪問支援では、スタディパートナーと呼ばれる現役の大学生が自宅へ訪問し、学習をしながら子供の自信を取り戻すことができるようサポートします。

スタディパートナーは、現役の大学生や大学院生が務めています。不登校の子供に対する支援を目的とし、教育コンサルタントから必要な知識と技能に関する研修を受けた後に、家庭に訪問します。親子関係や学校の友人関係とはまた違った視点からアドバイスをするため、子供は安心して接することができるようです。

通信制高校との連携

東京家学では、通信制高校との連携を図ることで、不登校に悩む高校生が学校の単位を取得できる通信制高校コースを設置しています。

東京家学のキャンパスである、神楽坂校と尼崎校がスクーリングの会場として許可されており、最短で年間10日間通学すれば単位の所得が可能となります。最初は訪問支援からスタートし、自宅でレポートを進めながら自分のペースで投稿日数を増やすこともできます。

スタディパートナーに相談し、受験に必要な基礎学力をつけて、大学受験対策もできます。個人のレベルに合わせて焦ることなく学ぶことができるでしょう。

フリースクール

フリースクールとは、不登校の子供や、さまざまな理由から学校へ行くことができない子供のために設立された、学びの場です。東京家学のフリースクールでは、まずは安心して登校することができるよう、学校へ通う習慣をつけることを目標に設置されたものです。

在学している学校から出ている宿題や提出物に取り組んだり、フリースクールでの課題に取り組んだりと、自分のペースで勉強を進めていきます。登校日数を増やすことを目標にしたい方におすすめのコースです。

支援の費用は?

スタディパートナーが家庭を訪問して、子供の学校復帰や進学を支援する「訪問支援」は、週1回90分(月4回分)で27,540円から。その他、フリースクール・外出同行が1回7,020円からとなっており、子供の状況に応じて時間を調整していきます。日数や回数によっては割引制度もあり、無料の体験学習なども提供しています。

英語4技能の授業にも対応

東京家学の英語教育は、いわゆる「4技能」に力を入れています。英会話スクールとして人気の高いベルリッツと連携。また、英語力を短時間で習得するための特別カリキュラムとして「英語コミュニケーションレッスン」を開発し、外国人教師による、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4技能を、少人数制のクラスで受けることができます。