トキワ松学園小学校は1クラス23人の小さな学校です。子供が自由に楽しく学び、それぞれの才能を伸ばすことができるような学校を理想としています。当記事では、トキワ松学園小学校の特徴や知っておきたい受験の情報などについてまとめました。
もくじ
トキワ松学園小学校の特色
全員が発表し、全員がその発表を聞くような一体感。一人ひとりが活躍でき、一人ひとりの居場所のある空気感。そんな家庭的な雰囲気だからこそ、安心して自分らしさを出せる。
(引用元:校長先生のメッセージ|トキワ松学園小学校)
トキワ松学園小学校は、小さな学校だから実現できる、アットホームで安心した雰囲気があります。昭和26年に設立されて以来、児童・保護者・教員が協力して受け継いできたトキワ松学園小学校の教育や学習環境などについて詳しく見ていきましょう。
トキワ松学園小学校の教育目標
トキワ松学園小学校では、4つの目標を掲げ教育に取り組んでいます。
1.健康
すべての活動の基本は体力作りです。トキワ松学園小学校では、休み時間や放課後に、子供たちと先生が一緒になって遊び体を動かします。学校全体としても、水泳指導やマラソンを行うなどして、子供たちの健康教育に力を注ぎます。
2.感謝
「ありがとう」という感謝の気持ちを持つこと、伝えることを大事にしています。トキワ松学園小学校では、日々のあいさつ、体験学習、行事や学校生活のさまざまな場面で、感謝の気持ちを育てることに重きを置いています。
3.親切
トキワ松学園小学校では、上級生になると下級生に親切にしてあげることが伝統となっています。これは、上級生が自分たちが下級生だったときに上級生から親切にしてもらった模範に基づいています。親切から生まれるより良い関係が人としての思いやりを育てます。
4.努力
子供たちの、「できるようになりたい」という気持ちを大切に伸ばします。学習活動や学校生活において、子供たちが努力することの大切さと喜びを感じられるよう心がけます。
モジュール制の時間割を導入
一般的な45分授業ではなく、15分を1つの単位(モジュール)として時間割を組み立てています。これにより、組み合わせで時間割を作ることができ、時間を有効的に使うことができます。
例えば、1日2回国語があるときは、30分で漢字の練習などを行い、45分で読解・発表などを行います。また、15分の算数の時間で計算問題に集中したり、比較的時間がかかる図工を90分にするなど、学習内容に応じて時間の有効活用を図ります。
体験をとおして学ぶことを重視
体験することによる学びや成長を促すために、さまざまな活動や行事を行っています。学校宿泊、海の教室、山の教室、自然体験教室、スキー教室など、2年生から毎年、宿泊行事があります。保護者が参加できる行事や、ほぼ毎月1回の父母懇談会なども行われており、保護者にとって、自分の子供の学校生活の様子を伺える嬉しい配慮です。
設備・施設
2000年に新校舎が完成し、体育館や屋内プールも新しく設置されました。エントランスには警備員も配置されていて、子供たちが安心して過ごせる環境作りに取り組んでいます。都会には珍しい広い土の校庭で、子供たちが先生と一緒に楽しめるアスレチックもあります。
学費
入学金と年額は以下のとおりです。
入学時 | 430,000円(入学金・施設設備費) |
年額 | 733,200円+ほか(授業料・施設設備費等) |
(参照元:トキワ松学園小学校|お受験じょうほう)
初年度の合計が1,163,200円で、2年目以降は初年度費用を除いた733,200円となります。