文部科学省の調査によると、小・中学校における不登校の生徒数は平成28年度までで13万人以上いるそうです。そこで今回は、大阪で不登校の子供を積極的に受け入れているフリースクールをご紹介します。現在、不登校は珍しくなく、学校に通うほかの選択肢を知っておくことは子供の未来を広げることにつながります。
もくじ
そもそもフリースクールって何?
フリースクールとは、公的な学校に行くことが難しい子供たちを受け入れるために、個人やNPO法人などが運営する民間の教育機関のことです。
学校の勉強についていけない、他の生徒と馴染めない、先生が苦手、健康状態が良くない、家庭環境がよくないなど、さまざまな要因で学校に居づらいと感じてしまう子供たちがたくさんいます。
それらの要因は一人ひとりの違いによって起こります。しかし、日本の学校ではそれらの違いを受け入れず、違いが分かるとその子供をターゲットにした嫌がらせやいじめが起こってしまいます。
嫌がらせやいじめをうけた子供は心に深い傷を負い、学校での生活に苦しさや恐怖を覚え、不登校や引きこもりの道を選択することも少なくありません。
フリースクールでは、さまざまな事情で不登校や引きこもりになってしまった子供たちを受け入れ、子供たちの居場所となり、安心して学習できる環境を提供しています。