履歴書が足りない！コンビニで売っている履歴書って使ってもOK？

就活中は多くの履歴書を作成することになります。準備しておいたはずの履歴書も、書き損じなどで余分に使ってしまった場合、足りなくなってしまうこともあるでしょう。通常の店舗の営業時間外に履歴書が必要になった場合、コンビニエンスストアで販売されている履歴書を使用しても大丈夫なのでしょうか？

この記事では履歴書の種類やコンビニエンスストアで販売されている履歴書についての情報をまとめました。履歴書が足りなくなってしまったときの参考にしてください。

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履歴書の基本ルールを知ろう

まず初めに、履歴書に関する基本的なルールを押さえておきましょう。

市販されている履歴書のサイズにはA4サイズとB5サイズの2種類があります。

一般的にはB5サイズの履歴書が多く利用されています。A4サイズの履歴書でも問題はありませんが、特に指定のない場合は『JIS規格帳票B5判（B4二つ折り）』を使用しましょう。

A4サイズはB5サイズより大きい分、記入する欄が大きく取られています。記入する項目が多い場合はA4、シンプルにまとめたい場合はB5という使い方もあります。

応募先の企業によっては、履歴書の様式やサイズを指定している場合があります。そういったケースでは、必ず指定された条件に準ずる履歴書を使用しましょう。市販の履歴書を使用する場合もありますし、企業の専用ページからダウンロードして使用する場合もあります。

指定に則っていない履歴書は、最初から採用担当者にはじかれてしまいます。『規則を守れない人』『指示に従えない人』という烙印を押されてしまうので、十分注意が必要です。

履歴書は多くのコンビニエンスストアでも販売されています。この履歴書は正式な就職活動に使用できるのでしょうか？

通常の文具店などではさまざまな種類の履歴書が販売されています。コンビニエンスストアでは種類は限られるものの、就職活動で使用できる履歴書も販売されています。その指標となるのがJIS規格帳票です。

JIS規格の履歴書とは、日本工業規格(JIS Z 8303「帳票の設計基準」の附属書A)の規格に従った履歴書用紙のことです。

一般的にJIS規格帳票の履歴書は、

などの欄が大きめに取られているため、新卒や第二新卒の方の就職活動に最適な仕様となっています。コンビニエンスストアで販売されている履歴書を購入するときは、JIS規格帳票であるかを確認するようにしましょう。

大手のコンビニエンスストアでは、いくつかの種類の履歴書が販売されています。自分がどの履歴書を買えば良いのかが分かっていないと、的外れな履歴書を購入してしまうことになります。

履歴書の種類	特徴
JIS規格	通常の就職活動に使用できる履歴書好きな学科・アピールポイントなどの欄がある学歴と職歴を記入する欄が大きい
一般用	特技などを書き込める自己PR欄がないケースが多いメーカーによって欄の項目が異なる
転職用	職務経歴書や自己分析表が同封されている職歴欄が大きく取られている
アルバイト・パート用	B5サイズが多い希望のシフトや勤務日が記入できるようになっている

コンビニエンスストアで販売されている履歴書には、表書きに『転職用』『パート・アルバイト用』などと記載されているものがほとんどです。購入する前に再度確認をし、間違って購入しないようにしましょう。