スタディサプリ物理の評判は?講座の概要や効率のいい勉強法を紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

理系の科目の中でも物理が苦手という人は多く、独学しにくい科目と言われています。物理だけのために塾へ通ったり家庭教師に来てもらったりするのも躊躇する、できれば独学で物理を勉強したいとお考えの人は、スタディサプリを利用して物理を勉強してみてはいかがでしょうか。当記事では、スタディサプリ物理の概要や効果的な勉強法を紹介します。

スタディサプリ物理の内容と構成

スタディサプリ物理の講座レベルは、3つに分かれています。自分の修得レベルや目標に合わせてスタディサプリを利用することができます。

スタディサプリ物理の講座レベル

  • トップレベル:最難関国公立大学や最難関市立大学レベルを目指している人向け
  • ハイレベル:難関国公立大学や難関私立大学レベルを目指している人向け
  • スタンダード:一般的な国公立大学や私立大学レベルを目指している人向け

まだ志望校を決めていない人は、スタンダードレベルから勉強を始め、簡単すぎるようであれば上のレベルを受講するといいでしょう。スタディサプリは、一定の料金で全ての講義が見放題なので、レベル変更の手続きは必要ありません。

それでは、それぞれの学年やレベル別にスタディサプリ物理の内容を見ていきましょう。

高校1年生・高校2年生スタンダードレベル

高校1・2年生のスタンダードレベルは、物理入門から基礎レベルを学びたい人向けの講義です。講義の動画は物理基礎(全10講義)と物理(全50講義)に分かれており、物理基礎の講義は高校1年生から3年生まで共通、物理は高校1年生から2年生まで共通となっています。1つの講義動画は約1時間から1時間半くらいの長さになっており、10分から20分程度のチャプターに区切られています。

物理基礎の講義は、物理の基礎を細かいところも含めて最初から説明してくれるので、物理の教科書の内容を項目ごとに復習したい人におすすめの講義です。物理の講義は、高校物理の基本事項をていねいに説明してくれ、それを例題で使ってみるという流れになっています。

物理は入門から基礎が難しくつまずきやすいところなので、スタディサプリ物理のスタンダードレベルでしっかりと基礎知識を身につけておくといいでしょう。

高校3年生スタンダードレベル

高校3年生のスタンダードレベルは、大学受験の基礎レベルを身につけたい人のためにおすすめのレベル講義です。一般的な大学を受験している人や、受験に向けて基礎固めをしたいという人にはぴったりの授業内容となっています。高校3年生スタンダードレベルには、スタンダードレベル物理(全24講義)と物理基礎(全10講義)があります。

スタンダードレベル物理では、大学入試の個別試験やセンター試験で物理を選択する受験生を対象に、基礎をしっかりと固めるための講義を展開しています。1講座当たり4〜5問程度の問題をカバーしています。物理基礎では、高校1・2年生の物理基礎と共通の講座となっており、細かいところも含めてゼロから物理の基礎を説明してくれます。

高校3年生ハイトップレベル

高校3年生ハイトップレベルは、スタンダードと比べるとかなり大学受験に向けた物理の内容となっています。全48講義動画が視聴可能です。国公立大学の2次試験・MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)・関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)異常の難関私立大学の入試で物理を必要とする人を対象にした講座内容となっています。物理の全ての単元を学習し、基礎がしっかりと理解できている人が受講するといいでしょう。

センター物理基礎対策講座

センター試験物理基礎対策講座では、全5講義が視聴できます。センター試験で物理基礎を選択する人が対象です。センター試験の物理基礎で高い得点を得るために必要な重要ポイントを説明してくれる演習講座です。個別試験のみで物理基礎が必要な人にもおすすめの講座となっています。