神戸大学の偏差値はどれくらい?入学難易度や入試の特徴などを紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

兵庫県神戸市にある神戸大学は、京都大学、大阪大学に次ぐ高偏差値の国立総合大学です。関西エリアでの評価が非常に高く、入学が難しいとされる「難関国立10大学」の1つとされています。当記事では、神戸大学の偏差値を学部別に紹介していきます。入学難易度や神戸大学の特徴から神戸大受験者が併願する大学まで解説しますので、進路方針の参考にしてください。

神戸大学の偏差値を学部ごとに紹介

神戸大学は10学部、15研究科を擁する大規模総合大学です。ここでは、それぞれの学部の偏差値とセンター試験の得点率やボーダー点をご紹介します。いずれも大手予備校・河合塾が予想するデータです。また、ボーダー点とは、河合塾が予想する「合否の可能性が50%に分かれるライン」です。あくまで参考としてご覧ください。

文学部(60.0~67.5)

学部(学科・専攻) 日程 センター試験

ボーダー/満点(得点率)

偏差値
文学部(人文) 前期 374/450(83%) 60.0
文学部(人文) 後期 360/400(90%) 67.5

国公立大 2020年度入試難易予想一覧表,P3|Kei-Netより筆者作成)

文学部は5つの学科目と15の専修によって構成されています。人文学の古典的領域を中心に哲学、文学、史学、人文学の現代的テーマを中心に知識システム、社会文化があります。

(引用元:文学部の構成と専修の決定|文学部について|神戸大学大学院人文学研究科・神戸大学文学部

現在文学部では、外国人の教員が英文学やドイツ文学などの講義や演習を担当しています。文学部の詳しい情報は文学部の公式サイトよりご確認ください。

参考

文学部の構成と専修の決定|文学部について|神戸大学大学院人文学研究科・神戸大学文学部

法学部(62.5)

学部(学科・専攻) 日程 センター試験

ボーダー/満点(得点率)

偏差値
法学部(法律) 前期 349/425(82%) 62.5
法学部(法律) 後期 401/450(89%)

国公立大 2020年度入試難易予想一覧表,P3|Kei-Netより筆者作成)

神戸大学法学部の最大の特長は、国内外で活躍する教授陣による全国屈指の教員体制です。総数50名を超える教員は、各専門分野を代表する研究者で、国内はもちろん国際的においても活躍し ています。神戸大学法学部では、教員1 人あたり入学定員約3 名という全国トップレベルの「教員と学生の距離の近さ」を活かして、幅広い分野において、最先端の研究に基づく授業を少人数で受けることができます。

(引用元:神戸大学法学部の特長 | 法学部案内 | 神戸大学法学部

法学部は、学生の多様な進路目標に対応するコースやカリキュラムが充実しています。法学部の詳しい情報は法学部の公式サイトよりご確認ください。

参考

神戸大学法学部の特長 | 法学部案内 | 神戸大学法学部

経済学部(62.5)

学部(学科・専攻など) 日程 センター試験

ボーダー/満点(得点率)

偏差値
経済学部(経済・数学) 前期 328/400(82%) 62.5
経済学部(経済・英数) 前期 328/400(82%) 62.5
経済学部(経済・総合) 前期 328/400(82%) 62.5

国公立大 2020年度入試難易予想一覧表,P3|Kei-Netより筆者作成)

神戸大学は日本で最も伝統ある経済学研究の拠点大学として、全国でも1、2を争う規模の講座数と教員数を有しています。経済学部の詳しい情報は公式サイトよりご確認ください。

参考

神戸大学経済学部の特徴|神戸大学大学院経済学研究科 神戸大学経済学部

経営学部(62.5)

学部(学科・専攻) 日程 センター試験

ボーダー/満点(得点率)

偏差値
経営学部(経営) 前期 311/375(83%) 62.5

国公立大 2020年度入試難易予想一覧表,P3|Kei-Netより筆者作成)

神戸大学経営学部では、2016年度より「経営学特別学修プログラム」が始まりました。このプログラムでは、1年第2クォーターから2年修了までの1年半をかけて、経営学部の一般講義とは別に特別な少人数演習教育が受けられます。また、在学中の公認会計士第2次試験または税理士試験合格を目指す専用プログラムもあり、公認会計士合格者数は常に全国10位以内にランクインするなど、高度な専門知識習得にも実績があります。

経営学部のより詳しい情報は、経営学部の公式サイトよりご確認ください。

参考

強み・特色 | 研究科について | 神戸大学大学院経営学研究科

理学部(55.0~65.0)

学部(学科・専攻) 日程 センター試験

ボーダー/満点(得点率)

偏差値
理学部(数学) 前期

後期

285/375(76%)

452/525(86%)

57.5

65.0

理学部(物理) 前期

後期

332/425(78%)

490/550(89%)

55.0

65.0

理学部(化学) 前期

後期

336/425(79%)

435/500(87%)

57.5

65.0

理学部(生物) 前期

後期

332/425(78%)

378/425(89%)

57.5

62.5

理学部(惑星) 前期

後期

332/425(78%)

396/450(88%)

55.0

62.5

国公立大 2020年度入試難易予想一覧表,P3|Kei-Netより筆者作成)

神戸大学理学部は、伝統的な学問体系を土台にした数学科、物理学科、化学科、生物学科、惑星学科の5学科で構成されており、自然科学のもっとも基礎的な分野の教育と研究を行っています。全学科合わせて178名(うち25名は第3年次編入学)の学生定員に対して教員数110名以上で、2学期・クォーター制のもと徹底した少人数教育を実践しています。

(引用元:教育研究上の目的|神戸大学大学院理学研究科・理学部

神戸大学の理学部は国際的に評価される活発な研究活動が大きな強みです。多くの外部研究資金を受け入れていることから、実験や研究において最高の環境が整っていると言えるでしょう。

理学部のより詳しい情報は、理学部の公式サイトよりご確認ください。

参考

理学部・理学研究科の強み・特色|神戸大学大学院理学研究科・理学部

教育研究上の目的|神戸大学大学院理学研究科・理学部