杉並区は、東京23区の西部に位置し、新宿区と武蔵野市などが隣り合わせになっている区です。そして、中学校・高校を含めると多数の学校があるのが、杉並区の特徴の一つ。「文教地区」としても知られています。
また、杉並区内の大学と杉並区は連携協働を交わしていることもあり、地域に開かれた大学を展開。
今回の記事では、杉並区内にある大学や短大に関する情報を中心に、ピックアップしていきましょう。
もくじ
杉並区内にある大学＆短大7校とは
杉並区内に位置する大学と短大は、7校です（※2019年9月1日現在）。文系や美術系だけでなく、保育系の学科などもあり、オリジナリティにあふれた教育展開をしているのがポイントです。
それでは、杉並区内にあるそれぞれの大学・短大ついて紹介していきましょう。
女子美術大学・女子美術大学短期大学部 杉並キャンパス
女子美術大学・女子美術大学短期大学部は、通称「女子美」とも呼ばれ、杉並と相模原の2ヶ所にキャンパスを構えています。
杉並キャンパスには、大学芸術学部のアート・デザイン表現学科と、短期大学部などがあります。創立以来、「芸術による女性の自立」「女性の社会的地位向上」「専門の技術家・美術講師の養成」の3つを目指し、今に至っています。卒業後は、美術教師やデザイナーといった専門職として活躍している方が多数います。
また、同じ杉並キャンパス内には、付属の中学・高校があります。2018年度の付属高校からの内部進学数を見ると、卒業生200名のうち138名が大学、7名が短大へ進学しています。
学校公式ホームページ
女子美術大学・女子美術大学短期大学部
参考
進路実績｜女子美のキャリア・進路｜女子美術大学付属高等学校・中学校
東京女子大学
東京女子大学は、北米プロテスタント6教派の援助のもと、1918年に創立された女子大学です。武蔵野の緑豊かなキャンパスの中、広い知見と創造性を育む「リベラル・アーツ教育」を展開しており、さまざまな科目から学ぶ機会を与え、女性のキャリアや生き方を構築。学部は現代教養学部の1学部です。その配下の5科12専攻で構成され、国際社会学科・人文学科・数理科学科などがあります。
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東京女子大学HOME｜東京女子大学
参考
現代教養学部（2018年度以降入学者用）｜東京女子大学
明治大学 和泉キャンパス
明治大学は、和泉や駿河台などに4つのキャンパスを構えています。和泉キャンパスは、主に法学部・政治経済学部・文学部といった文系6学部の1年次から2年次までの学生が対象です。3年次以降は、駿河台キャンパス通いとなります。
東京23区内でも広大な敷地を誇るキャンパスであり、緑が多いのが特徴。恵まれた施設や設備も多数あり、学生たちがキャンパスライフを思う存分楽しめる環境です。
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和泉キャンパス キャンパスマップ｜明治大学
高千穂大学
高千穂大学は、1903年に創立され、商学と経営学に強みがある大学です。商学部・経営学部・人間科学部の3学部で構成され、少人授業を実施し、学生一人ひとりに対して手厚い指導に力を入れています。ほかにもゼミやアクティブラーニングの授業も盛んであり、自分からアクションをかけるトレーニングにもつながっています。
学校公式ホームページ
高千穂大学
参考
学部・大学院｜高千穂大学
三育学院大学 東京校舎
三育学院大学の東京校舎は、荻窪駅から徒歩圏内にあり、看護学部を設けた大学です。1年次と2年次は千葉の大多喜キャンパスで勉強し、2年次後半以降は東京校舎で過ごします。キリスト教に基づいた看護教育を展開しており、あらゆる方面で活躍する看護師の育成に取り組んでいます。
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三育学院大学
立教女学院短期大学
立教女学院短期大学は、立教大学系列のプロテスタント系学校です。学科は、現代コミュニケーション学科と幼児教育科のほかに、2年間の幼児教育をより深く学びたい学生向けの1年制の専攻科（※幼児教育科2年の次のステップ）も併設。近年の付属高校の内部進学者は、ほとんどいません。
なお、2018年度より学生の募集が停止されましたが、長年多くの人たちに親しまれた短大として位置づけられています。
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立教女学院短期大学
東京立正短期大学
東京立正短期大学は、仏教の教えを基にした教育を展開しています。
学科は、現代コミュニケーション学科の1学科で構成され、さらに現代コミュニケーション専攻と幼児教育専攻の2つから成り立っています。そして、幼児教育専攻の2年を習得したら、専攻科の1年に入ることも可能。幼児教育の学びをより深め、就職の選択肢も広げられます。
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東京立正短期大学｜幼児教育・心理・観光・ビジネスを学べる短大
