日本人がFBIになるにはどうする?条件&気になる年収調べました! - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

ドラマやアニメなど、さまざまなシーンで活躍しているFBIの捜査官。素早い切り返しに抜群の行動力など、知的でアクティブな様子に学生も多いでしょう。しかし、FBIはアメリカの機関です。日本人の我が子でも、FBIに入ることはできるものなのでしょうか? 今回はFBIになるための条件や向いている人、そして年収などについてご紹介します。

FBIになるには?

FBIとは連邦捜査局(Federal Bureau of Investigation)の略であり、アメリカの公務員職です。日本の公務員試験と同様に、いくつかの条件や試験をクリアしなければ合格できません。加えてテロや犯罪などの危険な捜査に関わることも多く、ただ憧れるからという理由だけではなかなかなることのできない職業といえるでしょう。

ただし、何か専門的な資格を持っていなければいけないというわけではありません。募集要項の条件さえクリアしていれば、誰でもFBIの試験にチャレンジすることができます。

FBIの仕事内容

「FBIは具体的にどんなことをしているの?」と子供に聞かれたら、どのように答えればいいのでしょうか。まずはFBIの仕事内容についてご紹介します。

アメリカ全土の重大事件の捜査

FBIの本部はアメリカのワシントンD.C.に所在しています。しかし、活動範囲はアメリカ全土に及び、国に関わる重大事件の捜査に関わっています。基本的にアメリカの各州における事件は州警察が対処しますが、州をまたいだ規模の大きな事件はFBIが捜査を行います。州警察の担当事件よりも凶悪で、慎重な捜査が求められる重大事件の捜査に一役買っているのです。

アメリカ政府の事件の捜査

さらに、FBIの捜査官は、アメリカ政府が関わっている事件の捜査も行います。例えば、汚職事件やスパイ活動など国の政治を揺るがしかねないような事件の捜査です。政府に関わる事件には、国の重鎮が関わっていることがあるかもしれません。大胆かつ、慎重な捜査が求められるでしょう。

アメリカで起こるテロの捜査

FBI捜査官が担当する事件の中には、テロに関する事件も含まれます。テロリストは国内のみならず、国外からやってくることもあります。そのため、テロが起きた場合は国をまたいだ犯罪である可能性もあります。

FBIはアメリカ国内の事件のみならず、国際犯罪からアメリカを守るための捜査をも担っているのです。非常に重大であり、「自分が国を守っている!」という誇りを持てる仕事であるといえるでしょう。