高卒でも公務員になれる!国家・地方公務員の職種一覧と試験内容!

高卒だから公務員は無理……と思い込んでいませんか? そんなことはありません! 高卒でも国家公務員や地方公務員になることはできます。今回の記事では、高卒でなることができる公務員の一覧と、なるためにはどのような試験があるかをご紹介します。ぜひ、進路選択の参考になさってください。

高卒から目指せる公務員の職種一覧

早速ですが、高卒から目指せる公務員にはどのような職種があるかを「国家公務員」と「地方公務員」に分けてご紹介します。お子さんの興味と特性に合った職種を見つける参考になさってください。

国家公務員

ここでは、「行政」「司法」「立法」の3つに分けて国家公務員をご紹介します。どれも高卒者程度試験があり大卒者とは試験の種類が異なります。

行政

行政関係の職種は、大きく6つあります。それぞれの仕事内容を簡単に説明していますので、参考になさってください。

職種 仕事内容
国家公務員一般職 国家公務員一般職は、「事務」「技術」「農業土木」「林業」の4つに区分されます。事務は、地方にある国の出先機関で事務作業を主に行います。技術は、税関システムの運営や地方運輸局での自動車の整備、鉄道の監督、河川・道路・公園の整備などに携わります。農業土木は、農村整備が主な仕事です。そして、林業は森林整備に携わります。
皇宮護衛官 皇宮警察本部に所属する警備の専門職です。
国会図書館一般職 国会議員の活動を補佐するために調査業務や司書業務、一般事務を行います。
刑務官 刑務所や拘置所に勤務して警備を行います。また、収容者の生活指導や職業訓練も行っています。
入国警備官 地方入国管理局や支局、入国収容所入国管理センターなどの警備をします。
税務職員 全国の税務署に勤務し、国税の徴収や脱税の有無の調査の事務を行います。

司法

司法関係の仕事には、裁判所の運営をスムーズに行うために必要な裁判所職員一般職があります。

職種 仕事内容
裁判所職員一般職 裁判所職員一般職は、裁判所事務官のことを指します。仕事内容は、全国の各裁判所の一般事務です。配属先によって仕事内容は異なりますが、総務や人事、会計、裁判所書記官の事務などがあります。

立法

立法関係は、衆議院と参議院それぞれで一般職と専門職があります。

職種 仕事内容
衆議院事務局職員一般職 衆議院本会議の運営や調査に関する事務や総務、人事、会計などを行います。勤務地は衆議院周辺になるので地方勤務はありません。
参議院事務局職員一般職 参議院の議員活動の補佐として事務を行います。議員に関する一般事務をこなします。
衆議院事務局職員専門職 国会議事堂の衆議院の秩序を守るために、本会議場などの警備や議員の警護をします。
参議院事務局職員専門職 国会議事堂の参議院の秩序を守るために、本会議場などの警備や議員の警護をします。

地方公務員

地方公務員は、市役所で働いている人や警察官、消防官など身近な職業が多いので国家公務員の仕事に比べるとイメージしやすいでしょう。地方公務員は、「事務系」「技術系」「公安系」に分けることができます。

事務系

都道府県や市町村の事務系の職種は、3つに分けられます。

職種 仕事内容
一般行政事務 都道府県内の各部署や出先機関に配属され、さまざまなところで事務業務を行います。
警察事務 警察本部や警察署で、給与計算や備品管理などの必要な事務を担当します。
学校事務 都道府県内の学校に配属され、学校内の事務全般を行います。

技術系

技術系の地方公務員には、建築、土木、農業、電気・電子、情報、化学、畜産などいくつかの分野があります。ここでは、代表的な3つの分野について仕事内容をご説明します。

職種 仕事内容
建築 公営施設の建設や設計を行います。身近なものでは、公園の建設や設計、管理などがあります。
土木 土木の建築と同じように都市計画に関わります。具体的には上下水道の管理や、道路や河川の維持管理などがあります。
農業 農林産業の維持管理や農業技術の改良などを行います。

公安系

公安系の公務員には、警察官と消防官があります。警察官の採用は都道府県別で、消防官の採用は市町村別となっています。

職種 仕事内容
警察官 交番勤務や地域パトロールを担当する地域課や事件を捜査する刑事課など、警察官としてさまざまな部署に配属され仕事をします。
消防官 消防学校での訓練を経て消防官となり、市民の安全を守ります。