日本語教育能力検定試験は、日本語教師を目指す過程で必要になる試験であり、独学で試験を目指す人も多い試験。実際に、日本語教育能力検定試験を独学で勉強し、合格を勝ち取る人も少なくありません。
今回は、そんな日本語教育能力検定試験の独学での勉強方法について詳しくご紹介していきます。日本語教育能力検定試験を独学で合格したいと考えている方はぜひご覧ください。
もくじ
日本語教育能力検定試験とは
まず始めに、日本語教育能力検定試験とは、どのような試験であるかということについて詳しく知っていく必要があります。ここからは、日本語教育検定試験についての詳しくご紹介していきます。
日本語教員に必要とされる資格
冒頭でも少し触れましたが、日本語教育能力検定試験は、日本語教員に必要とされる資格です。日本語教員になるための免許のようなものは現在特になく、日本語教員になるためには、
- 日本語教育能力検定試験
- 日本語教師検定
以上、2つの資格試験があります。すなわち、この2つの試験のどちらかを取得することが、日本語教員になるための近道であると言え、実際に、多くの日本語学校などが就職の際に試験を取得しているかどうかを採用の判断基準としています。そのため、日本語教員を目指すなら、この2つの資格のどちらかは、必ず取得しておきたいものであると言えるでしょう。
参考
誰でも受験することのできる資格
日本語教育能力資格試験は、誰でも受験することのできる資格です。日本語教育能力検定試験の実施要項の受験資格の欄には、「特に制限しない」と書かれており、日本語教育能力検定試験は、誰でも受験することのできる資格であり、日本語教員になれる可能性は、誰にでもあるものです。
参考
日本語教育能力検定試験の独学での勉強法
日本語教育能力検定試験の独学での勉強方法には、いくつか押さえておきたいポイントがあり、そのポイントを理解することが、試験合格への近道となります。ここからは、日本語教育能力検定試験の独学での勉強法のポイントについてご紹介します。
基礎を固める
日本語教育能力検定試験の1つ目のポイントは、基礎を固めるということ。まず、初めに基礎を固めることは、試験に合格する上でとても大切なポイントと言えます。
分からなくても問題集を1冊解く
基礎を固めていくためには、まず、分からなくても問題種を1冊解いていくことが大切。内容が分からない状態で問題集を解いても、意味がないと思われる方も中にはいるかもしれませんが、問題集を先に1冊解いておくことで、全体の流れをつかむことができ、自分自身がどの程度分からないのかということが明確になってきます。
そして、日本語教育能力検定試験の問題は、当然ながら、日本語を問う問題であり、なじみのある日本語の問題は、意外にも分からない状態でも解けたということも少なくありません。ですから、まずは問題集を一冊解いてみることがおすすめです。
ここで、ご紹介したいのがこちらの問題集です。
こちらは、ヒューマンアカデミーの講師陣が、試験を分析して作った問題種であり、知識の定着にとても役立つおすすめの問題集となっています。
赤本で知識をつける
基礎を固めていくために、赤本で知識を付けていくこともとても大切なこと。日本語教育能力検定試験の赤本には、試験に出る内容の基礎的なことが書かれており、赤本を網羅すれば、試験に合格できると言われるほど、赤本は重要なものであると言えます。理解できないところがなくなることを目標に、赤本をしっかりと読み込み、内容をしっかりと頭の中に知識として入れていくことを心がけていくといいでしょう。
