【確定申告】学生でも必要なの?どんな学生が確定申告をすべきか解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

学生になると多くの人が人がアルバイトを始めます。自分でお金を稼ぎそのお金で旅行に行ったり遊びに行ったりする学生も多いのではないでしょうか。

なかにはアルバイトなどに熱心になり沢山のお金を稼ぐ学生もいますが、そうなってくると「確定申告」という問題が浮上します。そこで今回は、学生に確定申告は必要なのかを解説します。

そもそも確定申告とは

そもそも確定申告という存在について知らない学生も多いでしょう。まずは確定申告とは何なのか説明します。どんな条件で確定申告の必要性が出てくるのかも、しっかり覚えておきましょう。

確定申告とはなんなのか

確定申告と言う言葉だけは聞いたことがあるという学生が多いでしょう。

確定申告とは、所得に関わる税金の金額を自分で計算し、申告して納税をする手続きです。主にフリーランスや個人事業主の人が申告することになります。 しかし、場合によっては学生でも確定申告する必要が出てきます。

いつごろ確定申告をすればいいのか

基本的に年度末の2〜3月にかけて確定申告は行われます。前年の1月1日〜12月31日の収入や所得を計算して確定申告書類をそろえ、税務署に提出します。確定申告書類は翌年の2月16日から3月15日までに提出する必要があります。

この手順を終えることで確定申告は完了します。

一定の期間が設けられており、その期間内に確定申告を行う必要があります。その期間は税務署なども確定申告を行う人でいっぱいになるのでできるだけ早めに確定申告の準備をして、書類を提出するようにしましょう。

あまりギリギリにやってしまうと「あれも分からない、これも分からない」という状況になってしまうので早め早めに書類は完成させておきましょう。また必要になる書類も出てきます。アルバイト先での書類が必要な場合もあるため、できるだけ早めにアルバイト先に連絡する必要があるでしょう。

確定申告には何が必要なのか

確定申告が必要となったは場合、書類を作成する必要があります。確定申告の書類はe-taxと呼ばれる国税局のサイトで作成することができます。

また、確定申告の際に給与明細や源泉徴収票が必要になるときもあります。アルバイト先からもらう書類は大事に保管しておきましょう。

確定申告をしなかったらどうなる?

基本的に一定の金額以上稼いでいるのに、期日までに確定申告しない人には「無申告加算税」の支払いを求められます。本来の税金の金額よりも多くお金を納める必要が出てくるので注意しなければいけません。

また、確定申告が終わった後にも期限があるのでそちらもしっかりと守るようにしましょう。不正をした場合は重い加算税が追加されることになるので計画的に準備しましょう。

売上などを隠ぺいした場合は最悪、刑事罰にまで発展する可能性もあります。納税しなければしないほどどんどんと罪は重くなっていきます。また、上記でも説明した通り、確定申告には期限があります。その期限を過ぎてしまうと違反となってしまうので、できるだけ早めの準備を心がける必要があります。

ギリギリになって準備をしてしまうと間に合わない可能性もあります。早めに自分の年間所得などを調べておき、確定申告が必要になりそうであれば準備を進めておきましょう。