現役時代に志望校に合格できず、浪人生活をスタートするという方もいるでしょう。浪人はつらいと感じるかもしれませんが、浪人がつらいと感じる理由や、浪人時代を成功へと導く方法について知ることで、これからの浪人生活を有意義に過ごすことができます。今回は浪人がつらい理由と、つらさを克服するための方法についてご紹介します。
もくじ
浪人がつらいと感じる理由は？
アメリカメジャーリーグでプレーし、現在も現役で活躍している上原浩治投手は、19歳の浪人時代を忘れないために、背番号も「19」にこだわっているといいます。浪人がつらいと感じる人の多くは、精神的に不安定になる傾向があるといわれています。それでは、浪人がつらいと感じる理由についてご紹介します。
同級生が現役で大学に通っている
浪人生活を送るにあたり、最もつらいと感じる理由としては「同級生が現役で大学へ通っていることへのうらやましさ」が挙げられます。予備校や自宅で勉強をしている際に、同級生が大学で楽しんでいる姿を想像してしまうと、「楽しそう」「うらやましい」と感じてしまうこともあるでしょう。
同級生と会う機会があれば、大学生活の話をすることもあるかもしれません。そこで自分の状況と比較すると、自身の浪人生活がついつらく思えてしまいます。他人と比べてしまうことが、浪人をつらいと感じさせる要因につながってしまいます。
いつも一緒に勉強していた友人や、同じ大学を目指していた同級生が志望校に合格した場合にも、その屈辱からつらさを感じてしまう人がいるようです。「どうして自分だけが不合格になったのだろう」という気持ちから、浪人生活がどんどんつらく感じられてしまいます。
1年後も落ちてしまうのではないかと不安になる
浪人したからといって、必ずしも次の試験に合格できるとは限りません。浪人生活では、現役時代に勉強していた内容をもう一度繰り返すことになりますので、「同じことをしても、また落ちるのではないか」と不安になってしまうかもしれません。1年後を不安に感じるようになると、浪人生活がつらいと感じるようになってしまいます。「自分には能力がないかもしれない」とネガティブな発想が生まれやすいのも、浪人生活をつらいと感じる理由の一つでしょう。
1年間の生活費を負担することになる
浪人すると、自宅で勉強に励むという人もいれば、予備校に通うという人もいます。どちらにしても、参考書代や模試にかかる費用、予備校の授業料など、現役で合格した場合よりもさらに支出が多くなります。親が生活費や受験費用を負担する場合は、「親に申し訳ない」という思いが強くなり、浪人しているのがつらいと感じてしまうかもしれません。
